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イーロン・マスク「スペース・X」の株は“未上場”でも買う方法がある。“2年で20倍“テスラ株の再現も夢じゃない

ユニコーン株にファンドを通じて投資する方法も

『マネー(得)捜本部』HiJoJo

HiJoJo(ファンド投資)。ファンドを通じて米国のスタートアップ企業(一部日本企業も)に投資できる日本発のサービス。最小投資額は100万円。直近ではスペースXと決済サービスのストライプに投資するファンドを組成し、早々に完売

 このほかにもVC(ベンチャーキャピタル)などが保有株を手放す際にも、未上場株が一般流通しやすい。  そうしたユニコーン株にファンドを通じて投資する方法もある。日本初の米国非上場スタートアップ投資プラットフォームを提供するHiJoJoパートナーズのサービスだ。同社の杉浦英和氏が話す。 「’17年の設立以来、組成・販売した50本以上のファンドの中には、ビッグデータ解析のパランティア(PLTR)に投資するファンドや決済ベンチャーのSoFi(SOFI)など、投資先が上場した事例も6例ほどあります。最近ではスペースXと決済ベンチャーのStripeに投資予定のファンドが好評を博しました」  個人投資家の松本さん(仮名)は次のように話す。 「HiJoJoで、ビッグデータ予測のDataminrなど4社に投資してきて、そのなかの1社、ショートムービーアプリのTrillerが間もなく上場予定。当然、上場できずに元本割れするファンドも出てくるでしょうが、手堅いインデックス投資を中心にしてきた自分には夢のある投資。世界的な高成長の未上場ベンチャーの“オーナー気分”を味わえるのも魅力です」

上場すれば爆騰必至!?注目米系ユニコーン企業

今注目の、米系ユニコーン企業を紹介する。 ①SPACEX 『マネー(得)捜本部』SPACEX PayPal、テスラ、OpenAIを共同設立したイーロン・マスク氏が手掛ける宇宙開発ベンチャー。すでに打ち上げられた衛星は4800機以上。直近の市場評価額は1370億ドル。 ②OpenAI 『マネー(得)捜本部』OpenAI 生成AIブームの火つけ役、チャットボットプログラム「ChatGPT」を開発する人工知能企業。’19年にマイクロソフトが10億ドルを出資。市場評価額は290億ドル以上。 ③stripe 『マネー(得)捜本部』Stripe イケメン実業家・コリソン兄弟率いるオンライン決済企業。グーグル、アマゾンなど100万社以上が導入。イーロン・マスク氏もストライプに出資中。市場評価額は500億ドル。 ④Discord 『マネー(得)捜本部』Discord 通話・コミュニティアプリの新興企業。ゲーム愛好家らの間で爆発的に普及し、毎月1.8億ユーザーが利用中。ソニー米ゲーム子会社も’21年に出資。市場評価額は147億ドル。 ⑤KELA 『マネー(得)捜本部』KELA イスラエルの情報機関「モサド」出身者が’09年に設立したサイバーセキュリティ企業。AIなどでサイバー犯罪のモニタリングサービスを企業や政府機関向けに提供している。  アメリカンドリームも味わえる米国未上場投資、リスク許容度の高い人はお試しを! 『マネー(得)捜本部』PAN氏【米国株研究家・投資家 PAN氏】 ’13年に3000万円で米国株投資を始め、’21年に資産3億円超え。シリコンバレーの企業に6年勤めた経験を生かしユニコーン投資も行う。@PAN_US_STOCK 取材・文/池垣 完 図/ミューズグラフィック
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