恋愛・結婚

モテるぽっちゃり男性が“絶対にしないこと”。「イケメンになるのは無理」だからこそ…

陰口も一切叩かず、周囲から信頼される存在に

「社会人になってからも私が恋人と別れたと知ると、会社の先輩や同僚が合コンをセッティングしてくれたんです。常に彼女がいたのは、いい意味でそういう世話焼きの人たちに恵まれたことが大きかったと思います。仕事で困っている人がいたら可能な範囲で手伝ったりしていたため、そういうのがあって気にかけてくれる人が多かったのかもしれません」  ただし、話を聞いてみるとやはり大きいのは彼の人柄や性格。例えば、人の悪口や陰口は絶対に言わず、特に容姿に関することは冗談でも口にしないように心がけているとか。 「両親や亡くなった祖父に口酸っぱく言われてたんです。それに子供のころからぽっちゃり体型を周りからイジられて嫌な思いを何度もしましたし、その場では笑っていても内心傷ついている人もいるはずなので。もちろん、仕事のことで上司に対するグチをこぼしたくなることはありますが、思うだけにして言葉には出さないようにしています(笑)」

“いい人アピール”をするしかない

 また、「そういえば……」と思い出すように挙げたのは、どんなに些細なことでも「ありがとう」などの感謝の言葉を口にすること。確かに、パートナーだけでなく友達相手にも普段からきちんと言える人は決して多くない。 「『そういうの恥ずかしくない?』って話す友達もいましたが、絶対言ったほうがいいと思うんです。私の場合、半分口癖みたいなもので無意識に出ちゃうんですけど、言われたほうだって悪い気持ちはしないじゃないですか。不潔な印象を与えないように身だしなみにも気を遣いますが、いくら頑張ったところでイケメンになるのは無理。だったらせめて“いい人アピール”くらいはできないとマズいかなって。結果的に職場でも良好な人間関係を築くことができましたし、やり方は間違ってなかったと思います」  いくら見てくれが良くても中身が伴わなければ意味がない。やはり大事なのは外見よりも内面のようだ。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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