モテるぽっちゃり男性が“絶対にしないこと”。「イケメンになるのは無理」だからこそ…
初対面の相手に対し、人は無意識のうちに外見で判断してしまうもの。その点において美男美女は当然有利で、一目惚れされたなんてケースも少なくない。
つまり、スタート時点でその他大勢の人は差をつけられており、特に不利とされているのが肥満体型の人たち。なかには太っているのに結婚までフリーだった時期がほとんどなかったり、見た目によらず恋愛経験が豊富というぽっちゃり男子もいる。
鋼材メーカーに勤める中田良保さん(仮名・36歳)は、中学・高校と柔道部に在籍。大学進学後は柔道と関係ない文系サークルだったが、体重は選手時代とほぼ同じ90㎏台。就職してからは一時100㎏を超えたこともあったそうだが、20歳で初めて彼女ができてから結婚する32歳まで彼女がいなかった時期はほとんどないという。
「奥さんを含めて4人だから数は全然多くないですけどね。でも、中学・高校の6年間は男子校でしたし、大学に入るまで女性と話す機会はほぼなかったんです。当然、免疫なんてゼロに等しい状態ですし、最初は話しかけられても相槌を打つだけで精一杯でした(苦笑)」
しかし、彼もこのままではマズいと思い、女性に慣れようと始めたのがファストフード店のアルバイト。その店は大学生や専門学生が多く働いており、しかもスタッフの3分の2が女性。バイト同士の仲も良く、仕事終わりにみんなでカラオケや居酒屋に行くことも珍しくなかったようだ。
もともと男性には初対面でも積極的に話しかけることができ、すぐに打ち解けられる中田さん。次第に女性相手にも緊張せずに話せるようになり、職場のムードメーカー的な存在になっていく。
「就職先でも20代のころは似たようなポジションでしたね。ただ、あくまで友達や仲のいい同僚といった存在で、私を異性として見てくれる女性は少なかったような気がします。普通に恋バナの相談とかしてくる子もいましたから」
それでも大学2年の時に初めて付き合った彼女は、近くの女子大に通う2歳上の先輩女性アルバイトの紹介。彼が恋人いない歴=年齢と知るや否や「お姉さんに任せなさい!」と半ば強引に連れて来られた飲み会で引き合わされたのが彼女だったそうだ。
慣れるために「女性率が高い」バイトを始める
徐々に男性と同じように接することができるように
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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