更新日:2023年12月06日 19:01
エンタメ

桜井日奈子26歳「辞めたいと思った時期もある」SNSで話題の“超絶美少女”がプロの“女優”に成長するまで

華々しい活躍の裏で、実力が追いつかずに「葛藤」

桜井日奈子 その後、2016年5月に舞台『それいゆ』で女優デビューすると、同年7月には連続テレビドラマ『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系)に出演。さらに2017年に入ると、『ラストコップ THE MOVIE』で映画初出演を果たすなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで頭角を現していく。  衝撃的なデビューを飾って以来、いわばトントン拍子で階段を駆け上がってきたわけだが、「自分が望む前に良いお仕事をいただくことに対し、心の中では葛藤していた」と桜井さんは語る。 「自分の実力が追いつかず、うまくいかなかったこともよくありました。『本当にこのままでいいのか?』と自問自答するなかで、逃げ出したくなったり、女優を辞めたいと思ったりもしていましたね。それだけ、当時は一つひとつの仕事をこなすのに精一杯で余裕がなかった。ただ、目の前の仕事に対して一生懸命になるしかなかったんです」  CMや舞台、ドラマなど数多くの現場をこなすなかで、「本来の自分と表に出ている自分とのギャップ」を感じ、「素(本来の自分)を出すかどうか」について悩んだ時期もあったという。

元マネージャーに教わった女優としての振る舞いや雰囲気

桜井日奈子 こうしたなかで、支えになったのが元マネージャーの存在だった。現在は桜井さんのマネージャーからは外れたが、デビュー当時から桜井さんの成長を影で見守り続けていた。  時折、意見がすれ違い、揉めることもあったそうだが、「今ではすごく感謝している」と桜井さんは口にする。 「元マネージャーはとても愛情深い人でしたが、同時にストレートな物言いが特徴的な人でした。その当時、10代だった私にとっては辛辣すぎるときもあって。あまりに直球すぎる言葉に耐えきれず、反発してしまうこともあったんです。でも今では、プロの女優としての振る舞いや自分の売り出し方など、芸能活動をする上で大事なことを伝えてくれていたんだと思っていて、成長できたのは元マネージャーのおかげだと感じています」  また、桜井さんは「言葉に出し続けると叶う」という座右の銘を持っているが、これも元マネージャーからの教えだという。  以前、「アクション役をやりたい」というのを公言していたなかで、2022年のゾンビサバイバルドラマ『君と世界が終わる日に シーズン3』(日本テレビとHuluの共作)では、宮木伊織役としてアクションシーンを演じた。 「言葉にすれば、現実になるというのを元マネージャーから教えてもらい、それ以来やってみたいことは口に出すようにしています。今後もアクションはもっとやっていきたいですし、バスケを長年やってきたことで身についた運動神経を生かせる作品にも挑戦したいと考えています」
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久しぶりの高校生役で感じた“青春”
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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