恋愛・結婚

殺虫剤でベッドの下から出てきた「浮気相手」。アラサー女性が激怒した“彼氏の裏切り”

家に帰るとガサガサと変な音が

恋人 あとは、仕事の合間に睡眠をとるために戻る程度。その時間も5時間ほどだった。そんなある日、夕食を買って戻ると、ガサガサと変な音がする。すぐに、「いま、何か音がしたよね?」とYに確認しても「え? そう?」と聞こえていない様子。 「その日は気のせいかと思ってやり過ごしましたが、そんなことが何度か続き、気持ち悪かったです。設置するタイプの駆除剤を隅という隅に置き、バルサンも焚きましたが効果はナシ。ときどきですが、ガサガサとか、シャリシャリというような異音は聞こえ続けました」  ある日、よく耳を澄ませてみた比奈さんは、その音がベッドの下から聞こえてくることを突き止めたのです。そして、玄関の棚にしまってあった殺虫剤を手に取り、スプレーをしようと意気込みます。ところが、「もう音がしないから、大丈夫じゃない?」と、Yさんが制止。

ベッドの下に殺虫剤をしたら…

「Yは虫が嫌いで、小指の爪の半分ぐらいしかないクモを見ても『怖い、殺して』というような人なので、おかしいと思いました。『えっ、でも、ずっと変な音してるし、気持ち悪いじゃん』と言って、ベッドの下に殺虫剤をした次の瞬間、私は叫びながら尻もちをついていたのです」  なんと、女性がベッドの下からむせながら出てきたのだ。これに驚いた比奈さんは、尻もちをついたときに手首を捻挫。驚きと捻挫の痛さに、思わず涙がこぼれた。「誰っ。この人、誰?」と、言葉にならない声で尋ねる比奈さんに、ベッドから出てきた女性は舌打ち。 「さらに『修羅場とか、なんか面倒臭そうなことになりそうだし、帰るね』と吐き捨てるように言い、さっさと帰ってしまいました。気の強そうな色気のある女性で、私とは正反対な印象。ベッドから這い出てきたこともあり、浮気相手であることは明白でした」
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ベッドからはい出てきた女性の正体は?
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ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5
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