恋愛・結婚

“老いらくの恋”と侮るなかれ…シニアの恋愛は泥沼に発展することも。老親たちが発する「恋愛のシグナル」に要注意

70~80代の年老いた親は常にリスクに晒されている。だが、離れ離れに暮らしていると、そのわずかな異変に気づくことは難しい。病気、犯罪、異性の影……そんな見えない脅威から老親をイチ早く守る術を伝授! 今回は多様化する老親の恋愛模様に着目する。人生の潤いになるのなら構わないが、懸念を示す声も少なくないのも事実だ。

シルバー世代向けのマッチングアプリも登場、恋愛模様も多様化

[老親が危ない]診断

シグナル:スマホの操作方法を聞くようになった

老いらくの恋と侮るなかれ。時に老人ホーム内で刃傷沙汰に発展するほど、シルバー世代の恋愛は情熱的で家族を困らせることもある。 近年、婚活パーティや結婚相談をサポートする「茜会」、同世代の相手が探せるマッチングアプリ「ハハロル」など、シニア向けの出会いサービスが増えているように老年の恋愛模様も多様化しつつあるようだ。 「父(77歳)は、通っている語学教室の先生(30代)と毎週レッスンという名のデートをしています。また母(76歳)は、かつての同僚男性(70代)と今も付き合いがあり、飲みに行ったり旅行に行ったりする仲。夫婦お互いに把握済みなので離婚の心配はなさそうですが」(40代・女性)

実家に同年代の見知らぬ男が居座っていた

[老親が危ない]診断このように、老親の現状を把握していればいいが、そんな中で懸念を示す声も。 「68歳の叔父がマッチングアプリにハマっています。何人かの女性とデートしているようですが、いつかロマンス詐欺に引っかかるのではと心配です」(30代・男性) 「10年前、父の介護疲れにより施設に入れてそのまま離婚した76歳の母。長らく一人暮らしをしていましたが、先日家を尋ねたら同年代くらいの見知らぬ男がずっと居座っていました」(40代・女性)
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理解に務める姿勢も大切
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