恋愛・結婚

“老いらくの恋”と侮るなかれ…シニアの恋愛は泥沼に発展することも。老親たちが発する「恋愛のシグナル」に要注意

老親たちが発する恋愛のシグナルは?

子供の知らぬところで親が離婚していた、突然再婚して相手に家を乗っ取られた、遺産相続など、今後トラブルに発展しかねないケースも少なくない。 そこで、シニアの恋愛に詳しい恋愛コンサルタントの有田まき氏に、そんな老親たちが発する恋愛のシグナルとは何かを聞いた。
[老親が危ない]診断

有田まき氏

「ファッション誌を買いに本屋に行く機会が増える、歯磨きを念入りにするなど、突然身なりに気を使うようになる。母親が台所に立つ時間が長くなったという話も聞きます。ボーイフレンドにお弁当やお菓子を作るためでしょう」

一方的に否定するのは待って、理解に務める姿勢も大切

ただ、有田氏は老親に変化が見られても、一方的に否定すべきではないと語る。 「定年退職や子育てが終わると心に隙間ができてしまう。そんな時に『一人になりたい』『どちらかが認知症になった時に世話をしたくない、されたくない』という、現実に訪れるかもという不安が膨らみ、離婚や新しい出会いを求めることに繋がるのでは。子供はそんな親を見守りつつ、理解に努める姿勢を持つことが大切だと思います」 老いらくの恋には、家族のサポートも必要不可欠だ。いずれ我々も行く道。今は温かく見守るのが優しさだろう。

「恋愛」のシグナル

①流行語を連発するようになった ②テレビで得た情報を「どう思う?」と聞いてくる ③昔見た恋愛映画を回顧する話が増えた ④スマホの操作方法を聞くようになった ⑤行き先を告けずに出かける機会が増えた ⑥ファッション誌を買いに行くようになった ⑦歯磨きを念入りにするようになった 【恋愛コンサルタント・有田まき氏】 恋愛コンサルタント。男女脳の知識を生かし、YouTubeチャンネル「まきの部屋」にてシニア層の恋愛テクニックを配信中 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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