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“糖質オフ”が「思いがけない難病」を引き起こす…実は間違いだらけだったダイエットの常識

一日のどこかで甘いものを食べる時間をつくろう

60歳からはやりたい放題[実践編] 糖分の塊である甘いものとの付き合い方についても、触れておきます。  甘いものが大好きな人にとって、お菓子やスイーツを食べる時間は至福の時間でしょう。  毎食のように食べていては糖分の摂り過ぎになってしまうかもしれませんが、かといって我慢すると、脳は大きなストレスを感じます。  ならば、一日の中に、スイーツを食べて幸せを感じる時間をつくっても良いのではないでしょうか。

歯の健康が、人生の質を大きく左右する

60歳からはやりたい放題[実践編] 甘いものを食べる際、最も気を付けてほしいのは虫歯です。  60代以降は歯の健康が、その後の人生の質を大きく左右します。  年を取ると虫歯が増えますので、虫歯の大敵である甘いものを食べた後は、必ずケアを忘れずに。  もちろん一番良いのは歯磨きをすることですが、できない場合は、甘いものを食べた後、マウスウォッシュなどを使って(私は持ち歩いています)、口の中の糖分を洗い流し、虫歯を予防しましょう。 和田秀樹 構成/日刊SPA!編集部
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。 東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、 現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。 高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。 ベストセラー『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)など著書多数。
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60歳からはやりたい放題[実践編]

前向きで毎日が楽しくなる60の具体策

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