妻から“虫けら”のように扱われる夫の末路。「こづかい月1万円」生活が破綻するまで
育った環境や考え方の違う2人がひとつ屋根の下で暮らす結婚は、嬉しいことや楽しいことよりも、不満やストレスの蓄積など苦しみのほうが多いかもしれない。今回は、そんな苦しみから逃れたいともがいた北口洋平さん(仮名・39歳)の末路を紹介する。
洋平さんは、結婚13年目。妻(37歳)からは「節約、節約」と常に口うるさく言われ、飲み会やランチは禁止。出社する日は、自分で作ったお弁当を持参しなければならず、コンビニでの買い物も禁止されていた。
「私は一般企業の会社員として働いていましたが、役職もありましたし、給料も悪くない。家計を圧迫していたのは、あきらかに妻の散財です。たとえば、私にはお弁当の持参を義務づけておきながら、妻は『お付き合いだから仕方ない』と、ママ友とランチへ」
しかもその額は、1回で1500~3000円。さらに妻は、ハイブランドではないものの、「まわりのママ友たちと差がついて、子供たちがイジメられたら困る」と言い訳をし、ブランド服やバッグなどを購入しまくるのだ。
「私なんて、勤務時に着るスーツ以外は、ノンブランドのワゴンセールか売れ残りの500~2000円までの服ばかり。節約は大切ですが、それなら自分も節制すべきです。それなのに妻は、子供にはティーン向けブランドの服を買い与え、塾や習い事にもカネに糸目を付けません」
妻も日中に個人病院での受付をしていたが、借金などしていないか心配になり、給料を渡すのを躊躇したこともある。そして、「自分が、いつからこのように扱われはじめたのか、わからない。気づいたら、女王様と奴隷のような感じになっていました」と、洋平さん。
「ある日、久しぶりに会社の上司が奢ってくれるというので、同僚など数人と飲み会へ出かけました。お金さえ使わなければ、私が何時に帰ろうが咎められたことはありません。むしろ、いないほうが清々するといった感じ。家に居ても、いないような扱いでした」
夫に節約を強要する妻の散財
「女王様と奴隷のような感じに」
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5
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