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銀座の高級クラブで働くバニーガールの意外な素顔「お酒の力を借りないと…」

年上の方といるほうが落ち着く

――高級クラブで働いたのはCLUB REEXが初めてですか? 春菜:そうです。キャバクラ時代のお客様に紹介していただきました。私は銀座で長く働くことを目標にしているのですが、以前働いていたキャバクラは年齢制限もありましたし、銀座のクラブで働くことに憧れがあったんです。CLUB REEXで働き始めたのは2年前ですが、最初は週1回程度で、ちゃんと入るようになったのは1年前からです。 ――キャバクラとクラブの違いはどういうところでしょうか。 春菜:キャバクラは友達感覚みたいな接客が好まれますが、クラブは接待で来られる方も多いので、所作や接し方が全く違います。その場を盛り上げるだけではなく、気遣いも必要なので、慣れるまでは緊張の連続でした。今は高級なお酒も飲めるので、すごく楽しいです(笑)。私は年上の方といるほうが落ち着くんですが、CLUB REEXは50代・60代の紳士的で博識な方が多いので、お話を聞いていると勉強になります。 ――接客でこだわっていることはありますか。 春菜:こだわりではないんですが……お酒が大好きで、何でも飲めるので、それを喜んでくれるお客様が多いです。もっとお酒に詳しくなろうと思って、ウイスキー検定を受けたり、ウイスキーフェスティバルに行って、いろんな銘柄を試飲したりしています。

お酒の力を借りないと…

――ウイスキーがお好きなんですね。 春菜:大好きです! 特にスコッチが好きで、人生で初めて飲んだお酒もビールとかじゃなく、ウイスキーのコーラ割りでした(笑)。 ――かなりお酒が強そうですが、酔うとどうなりますか? 春菜:陽気になると言われます。そもそも私は人見知りで、仲良くなるのに時間がかかるので、お酒の力を借りないと緊張しちゃうんです。 ――先ほどコロナ禍でお仕事を転々としたと仰っていましたが、モチベーションは落ちなかったですか。 春菜:とりあえず働かなきゃと思って、美容系のお仕事など昼職をやった時期もあったんですけど、夜の仕事から離れることで、改めて銀座の良さを再認識しました。いずれコロナは収束すると思っていたので、それまで何ができるかを考えていました。コロナ禍をきっかけに仲良くなった方もいらっしゃるので、無駄な時間ではなかったです。
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出版社勤務を経て、フリーの編集・ライターに。雑誌・WEB媒体で、映画・ドラマ・音楽・声優・お笑いなどのインタビュー記事を中心に執筆。芸能・エンタメ系のサイトやアイドル誌の編集も務める。

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