更新日:2024年04月10日 20:15
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コンビニで買える“ノンニコチン商品”。半信半疑の愛煙家が満足度に驚いたワケ

愛煙家の悩み「吸える場所が少ない」

飲食店は原則全面禁煙。限られたパーソナルスペースである車内、自宅で一服しようにも、たばこを吸わない家族、近隣住民からは文字どおり煙たがられるーー愛煙家にとって肩身の狭い思いをすることが多くなった昨今だが、そんな世相を反映してか、たばこのようでたばこでない“ノンニコチン商品”をコンビニで目にすることが増えてきた。 「ノンニコチン? 俺たち愛煙家は煙の出る禁煙パイプじゃ物足りない。たばこ葉独特の香りと喫味、そして吐き出された紫煙に思いをめぐらせながら、ゆったりと一服したいだけなんだ」

喫煙所で寂しそうに一服する記者I

そう憤るのは、日刊SPA!記者のI(46歳)。家族旅行でマイカーを運転中に渋滞に遭遇。「渋滞中くらいは窓を開けて一服しても…」と、おそるおそる助手席の妻に懇願するも「あ゛?」の一言に泣く泣く退散を繰り返してきた。 大好きなたばこはやめたくない。ただ、喫煙する場所、シチュエーションが劇的に減っている今、状況に左右されずに一服を愉しむ時間は確保したいという思いは強い。 “ノンニコチン商品”への不信感は拭いきれないまでも、背に腹はかえられぬと、その実力を試してみることにした。

たばこを吸う場所に
お困りのアナタに

気になる吸いごたえ。“煙の量と質”がスゴい

コンビニで買える“ノンニコチン商品”は、愛煙家にはおなじみのレジ奥陳列棚ではなく、電池やライターが陳列されている雑貨コーナーに置かれている。「たまに使うだけなら使い切りタイプで」とIが手に取ったのは、「NICOLESS VAPE」という商品。フレーバーの種類は様々だが、今回はメンソールの爽快感が強烈なフリーズブラックを試してみた。

NICOLESS VAPEを吸う記者。煙の量がスゴい

スティックの上下にあるシリコンキャプを外すと、即、吸引することができるので、まずは試しに一服。

記者が試したフリーズブラック

吸ったそばから口中にミントの清涼感とスーッとした味が広がり、吸いごたえの指標ともいえる喉奥へのキック感も強く感じる。そして何よりも驚いたのが吐き出される煙の量と“質”だ。 当初は、吹けば飛ぶように弱々しい煙をイメージしていたが、呼気とともに吐き出される煙は、室内上部に濃厚にたちこめ、紙巻きたばこと同じ煙の動きをしている。思えば、喫煙文化とは“火”ではなく“煙”を愛でる文化であることを再認識する。たばこの起源である北米大陸の先住民たちは、喫煙を宗教上の儀式に用いたとされるが、浮遊する煙に、神々との交信を感じていたのかもしれない。そんなとりとめのないことに思いをはせる喫煙の情緒、奥ゆかしさを感じさえる煙の質だ。
本体上部は透明になっていて、リキッドの残量は一目瞭然。煙を愉しみたくなったら、さっと取り出して一服。いつも愛用するたばこ銘柄との“二刀流”に適している。

たばこと同じ煙の動き、
実感したいなら

非喫煙者の本音を聞いてみた

たばこを吸わない編集部のO田(写真左)とM原も「これならOK」と太鼓判

気になる非喫煙者の評価はどうか。Iの妻は「たばこはとにかく臭いがイヤ。直接出てくる臭いはもちろんだけど、部屋や車の中に残った臭いもダメ」というが、車の中でIが「NICOLESS VAPE」を使用したところ、「たばこの煙は窓を全開にしても嫌な臭いが残るのに、まったく臭いがしない」とのことだ。製品に書かれた“NICOLESS”のマークを見て、「ニコレス? ニコチンレスってこと? ニコチンがないから健康も害さないのね。車の中で吸うなら、こっちに切り替えてほしい」と言うとおり、解説することなく非喫煙者への配慮を理解してもらえる、商品名の説得力の高さを実感。また、紙巻たばこはもちろん、加熱式たばこでも、燃焼/加熱による臭いに不快感を覚える人は多い。そもそもたばこ葉を使用してない商品なら、その問題も解決する。 また会社の会議室で試しに非喫煙者の女性部員の横で「NICOLESS VAPE」を吸ってみたところ、「えっ、めっちゃ煙出てるのに全然たばこの臭いがしないですね。隣でガムを噛まれるほうが臭いがキツく感じます。父親が赤ラークを3箱吸うヘビースモーカーで、居間に充満するたばこの臭いにはげんなりしてたけど、これに切り替えるようプッシュしてみます」(M原・30歳)、「ほんとだ、臭いしませんね。私、実は加熱式たばこの臭いも苦手で。アウトドアとかたばこの吸える場所で、喫煙者の方がこの商品を取り出したら、『気遣いのできる人だな』って好感が持てます」(O田・24歳)とお墨付きを得た。 当たり前の話だが、ノンニコチン商品なのでたばこではない。ぶっちゃけた話、オフィスであろうが、屋外であろうがどこでも一服することに問題はないはずだが、煙を吐き出すことでいらぬトラブルが起こることは容易に想像できる。ゆえに自宅や車内などプライベートな空間での使用を推奨するが、ノンニコチン商品=煙は出るけどたばこじゃない、の認知が広がり、愛煙家にとっての選択肢が増える世の中の到来を切に願いたい。 ちなみにここで紹介したようなノンニコチン商品は、喫煙者にはおなじみであるコンビニのレジ後ろのたばこコーナーには置いていないので要注意。多くのコンビニでは電池やライターが置いてある雑貨コーナーに並んでいるので、たばこコーナーを見て「ない!」と早とちりしないように注意しよう。

記者の満足度が高い“ノンニコチン商品”はコレ!

今回、Iが試したのは、フリーズブラック(黒)、ホワイトグレープ(白)、レッドミックスベリー(赤)、グリーンアップル(緑)、ゴールドレモン(黄)の5種類のフレーバーが楽しめる使いきり電子VAPEシリーズNICOLESS VAPE」。吸いたいときに吸いたいだけ使用することが可能なので、いつものたばこと合わせて、懐に忍ばせておけば、吸えないストレスから解放される。

5種類のフレーバーが楽しめる使いきり電子VAPEシリーズ「NICOLESS VAPE」

また、ブレードが付いていないタイプの加熱式デバイスに、茶葉を使用したスティックを使用するNICOLESS」もある。たばこ葉の代わりに中国福建省産の上質な茶葉を使ったニコチンゼロのリフレッシュアイテムだ。茶葉からできているのでニコチンは含まれておらず、周囲の方にも配慮しながら、満足な吸いごたえを実感できる。これら“たばこのようでたばこじゃない”「NICOLESSファミリーを常備しておきたいものだ。

たばこ葉ではなく茶葉を使ったニコチンゼロの加熱式デバイス対応スティック「NICOLESS」

愛煙家の選択肢を広げる
NICOLESSファミリー

<提供/ライテック>
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