エンタメ

声優・芹澤 優が唯一「好かれなくても良い」と思う相手

一度はスポーツカーに乗ってGを感じたい

――共演者もクルマ好きが多いですか? 芹澤優「JUNGLE FIRE feat. MOTSU」アフレコ現場はクルマ好きの方ばっかりです。それを条件にしてキャスティングしたのかなって思うくらい。みなさん収録の合間もずっとクルマの話をしてます。「え、免許取ったの?頑張ったね〜」ってねぎらっていただいたり、「かわいいクルマが好きなの。それなら……」っておすすめを教えていただいたりしてます。 私の演じるキャラはアルファロメオっていうスポーツカーに乗っていて、先輩が「買っちゃいなよ」って勧めてくるんですよ。いや、いくらだと思ってるんですか〜って思うけど、一度は乗ってみたい気持ちはありますね。スポーツカーの何百キロっていうスピードのGで「シートが沈む感じ」っていうセリフがあって、その感覚がつかめないんです。演じるためにも、一度は乗ってみたいと思ってます。

「これで売れたなんて一生言えない」

――週刊SPA!で約2年続いた連載「しゃべるグラビア」の取材でも、つねに仕事に全力で挑まれている印象です。今後、どんなふうになっていきたいと考えているのでしょうか。 売れたって感覚は人それぞれで、i☆Risに対して「売れたね〜」っていってくれる人もいれば、「もっとたくさんの人に知ってほしいよね」っていう人もいて。私は身内に芸能界の先輩がいるので、一生、自分に対して「これで売れたなんて言えない」って感覚が強いんです。もっと知ってほしいし、もっといろいろな作品に出たいって欲が止まらない。 だからこそ、すべてが自分のチャンスになると思って日々過ごしています。毎日現場でお会いする人のなかに、今後いつかどこかでお仕事をご一緒する方が、いるかもしれないので、気を抜けないというか。

以前は大泣きする日が月イチであったけど……

――それだけ仕事をしていると疲れちゃうのでは? 芹澤優「JUNGLE FIRE feat. MOTSU」でも、昔に比べて「もう無理!」ってなることは減ってるんですよね。以前は、大泣きして目を腫らして現場入りすることが月に1回はあったけど、最近はあんまりない。サウナに行ったり、ドライブしたり、猫ちゃんと遊んだりして、自分が癒やされる時間を作れるようになったのかな。 声優の仕事をコンスタントにできていることも、大きいと思います。アイドルの仕事とあわせて、自分を好きでいられるのは、自分が理想とするバランスでお仕事ができているからで、本当にありがたいですね。
次のページ
芹澤優の自分の気持ちを隠さなくていい相手
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ