“子猫虐待事件”はなぜ起きる?子猫を「絶対に譲渡してはいけない人」に共通する特徴
猫の譲渡で「警戒すべき人の特徴」
では、どういった人が虐待事件を起こす危険性があるのだろうか。佐々木氏は、過去の事件のデータと自身の経験をもとに解説した。
「猫の虐待事件は毎年どこかしらで発生している現状ですが、加害者は独身の男性である割合が非常に高いです。私の団体では譲渡する際に面談を行いますが、独身男性という時点で少し警戒します。それと、話してみて少し暗い感じというか……。こういった活動の歴が長くなると、「この人ヤバいかも」と思う人がわかってくるようになります。もちろん、事件の過去のデータと個人の感覚の話なので一概には言えませんが、私はその人に少しでも不信感を持ったら譲渡しません。断る理由がなければ家に行ってみたりとか、トライアル中に頻繁に連絡してもらうなど、細心の注意を払っています。とにかく、虐待事件をなくすためには、譲渡する側のレベルを上げていかないといけないんです」
「子猫のトライアルはしない方がいい」理由
Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
記事一覧へ
X(旧Twitter) salesmorita32
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】
保護犬猫ブームの闇。悪質団体の犬譲渡会に潜入してみると、15万円超を請求され…
“子猫虐待事件”はなぜ起きる?子猫を「絶対に譲渡してはいけない人」に共通する特徴
梅沢富美男、ペットの“飼育放棄”問題に一喝「飼えないなら飼うなよ!」
犬を飼って3日で「なんか違った」と飼育放棄…犬猫の保護活動でみた人間の“歪んだ常識”
この記者は、他にもこんな記事を書いています




