更新日:2023年12月15日 20:52
ライフ

大ヒット「みそきん」を実食。思わず“言葉を失った”理由――2023年大反響トップ10

2023年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。食べ物から1年を振り返る「グルメ」部門、第3位はこちら!(集計期間は2023年1月~10月まで。初公開2023年5月21日 価格やメニューは取材時の状況。変更の可能性ありますのでご注意ください)  *  *  * ユーチューバーのヒカキンが作った「みそきん」、みなさんは食べることができましたか?同商品はHIKAKINが立ち上げた新ブランド「HIKAKIN PREMIUM(ヒカキン プレミアム)」の商品として、セブン-イレブン全国店舗(一部店舗をのぞく)で5月9日から限定販売された商品。 発売後あっという間に売り切れ、ネット上では高額転売される状況が続いています。この状況について驚いたヒカキン本人もコメントを発表。現状確認して後日報告するという予告を出しました。再販のうわさも漂う中、ここでしっかりと「みそきん」を実食して、その魅力と実力をレポートしてみることにしました。
みそきん

写真右:「HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌ラーメン」(300円)
写真左:「HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌メシ」(322円)

50種類の試作を重ねてたどり着いた味

みそきん

麺とスープの濃厚な絡み具合、ニンニクのほどよいパンチ感は、食べる人を元気にしてくれる味

ヒカキンが1年前から本気で準備して、50種類の試作を重ねてたどり着いた「HIKAKIN PREMIUM みそきん」は、本人の強い希望により日清食品とコラボした商品です。種類は2種類。ラーメン「HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌ラーメン」(300円)とカップメシ「HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌メシ」(322円)です。 食の嗜好には個人差があるため断定はできませんが、私はやっぱりラーメンの方に感動しました。クラシカルでありながらも強い個性(にんにく・濃厚さ・まろやかさ)をしっかり実感できる味。具材をシンプルにもやし、メンマ、ネギで勝負している点にも脱帽してしまいました。

カップメシの存在も大きかった?

みそきん

同じ味噌味でありながら、ラーメンとは別世界を味わえる「HIKAKIN PREMIUM みそきん 濃厚味噌メシ」

カップメシの方は、具材(きくらげ、ニンジン、キャベツ、肉)の存在感を感じながらも、お米の偉大さを再確認できる、ラーメンスープにごはんを入れて楽しむ以上の魅力を味わうことができます。このおいしさは日清の技術力あってのことでしょう。 コラボ商品を作るスタート地点となるパートナー選びにこそ勝算があったのではないでしょうか。みそきんがラーメン単体だけではなく、カップメシもセットで登場したことこそが、大成功したひとつの理由だったのかもしれません。
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パッケージにも細やかなこだわりを発見
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食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

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