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元セクシー女優が「フリーランス女優が急増した理由」を語る。“悪いオトナ”が近づいてくるリスクも

フリーのセクシー女優ならではの悩み

たかなし亜妖さん とは言っても、フリーで動く厳しさはある。今まではプロダクションと二人三脚だったのが、独立後は自分でマネージャーを雇わない限り完全に1人。オファーを受けるだけではなく、請求書の発行やトラブル対応など、今まではやらなくて済んだ仕事も続々と降りかかる。 「フリーランスになったらそんなの当たり前だろ!」なんて話だが、タスクが増える負担はやはり大きい。毎月忙しく働く女優だと事務作業が疎かになりやすく、月末にヒィヒィと嘆くケースも少なくはないのだとか。  また、悲しいかなセクシー女優には“悪いオトナ”が寄ってきやすい。正しい目と判断力を持った上でオファーを受けなければ、あっという間に搾取ビジネスにハマってしまう。  危険を避けるためには聞いたことのないメーカーや同人作品に出ない、おいしい話に乗っからないといった対策はあるものの、悪いオトナは常に悪いコトしか考えていないので、奴らに狙われる可能性が跳ね上がるのはフリーランスのリスクである。

フリーのセクシー女優最大の難点

 そしてフリーのセクシー女優最大の難点が、出演できるメーカーが限られること。誰もが良く知る大手メーカーは、作品の主要キャストに必ずプロダクション所属者を配置する。諸々のトラブル防止のため「フリーにはエキストラ以外のオファーをださない」「フリーとは契約しない」というルールを掲げるメーカーも存在するほどなので、事務所を抜けたからといって100%自由に動けるわけではない。  ただフリーに転身する女優たちはデメリットを分かった上で退所していくため、出演の規制を大きな痛手と捉える層は少ないだろう。その分他の方面での活動に注力する時間が取れると考えれば、大手への出演に執着する必要があまりないからだ。
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今後はフリーのセクシー女優が増える可能性も
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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