ライフ

焼鳥を“塩から食べる”のが正解とは限らないワケ。「塩かタレ」より大切にするべき要素が

③名店は、「内臓串」がおいしい

焼鳥

砂肝は、おいしさに差がでる串のひとつ

せっかくおいしい店に来たのであれば、味わって欲しいのが、内臓系の串。臭みのなさ、食感、旨味すべてにおいて味の違いが明確に出るそうです。「希鳥に来たら絶対に食べてほしいのが、砂肝です。すべてが違いますから」と大澤さん。私も実際に食べてみたところ、いつも食べている砂肝とは別次元の味わいに驚きました。

④箸休めを注文しておく

焼鳥

大根の鬼おろしは、焼鳥の箸休めに絶妙

鶏肉の脂身を食べる時に、さっぱりと食べ進められる工夫として教えてもらったのが、「箸休め」。希鳥では大根の鬼おろしが提供されていますが、漬物でもOK。脂の多いふりそでなどに合わせて食べることで、後味が重くなりません。この食べ合わせ、一度試してしまうと魅力がわかるはず。おいしく食べ進めていくためには、お店に相談しながらテーブルに置いておくのが賢明です。
次のページ
焼鳥には「オレンジワイン」が合う
1
2
3
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

記事一覧へ
【取材協力店】
銀座 希鳥
住所:東京都中央区銀座6-4-3 GICROS GINZA GEMS 6F

TEL:03‐5537‐7707
おすすめ記事
ハッシュタグ