在庫リスクなしで「売上1億円超え達成」も。クラファンで資金を調達し、輸入商品を販売する“クラファン物販”の極意
2011年に日本に上陸したクラウドファンディング。ネットを通じて不特定多数に資金の提供を呼びかける資金調達の新しい形だが、「なかでもクラファンで資金を調達し、輸入商品を販売する『クラファン物販』は独自の進化を遂げており、いまや一種のネット通販です」と語るのは累計22億円のプロジェクトを成功に導いた“ひとり貿易家”の大竹秀明氏だ。
「クラファン物販は、在庫を持たずに先に販売し、売れたお金で仕入れをするため、在庫リスクをほとんど抱えることなく、日本未発売の商品を輸入販売することができます。おまけに商品PRとテストマーケティングも兼ねられます」
そんな大竹氏が主宰する「ひとり貿易塾」では年齢やキャリアを問わずさまざまな人たちがクラファン物販で夢を実現させている。わずか3年間で、総売り上げ1億円超えを達成したのが、コンサル会社経営者の内海勉さん。
「海外に興味があったわけではないのですが、シンプルに『事業として面白そう』と感じたのがクラファン物販に挑戦した理由です。ただ、初めての案件は280万円、次の案件は30万円で終了しました」
それでも諦めずに海外メーカーへの営業活動を続けたことで運命の出会いが起こる。
「ヒート機能を持つリバーシブルジャケットです。40社を超える企業が狙っていましたが、『絶対に売るから僕に任せてくれ』と商品に対する想いをぶつけたことで、独占販売権を獲得し、売り上げ1200万円を超えました。電動アシスト自転車の案件でも売り上げ2100万円、利益率20%を達成しました。クラファンサイトはECサイトのように価格の比較はされにくいので、ユーザーに刺さる商品を取り扱えたら大きな結果を残せます」
在庫リスクなしで売上1億円超え達成も
“絶対に売ってやる!”商品への思いがユーザーに刺さる
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『1日で1000万円売り上げるクラファン物販の教科書』 累計22億円、800件以上のプロジェクトを成功に導いた 「クラファン物販」の第一人者が明かす応援されながら販売する秘訣 |
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