エンタメ

元セクシー女優が「女優の引退事情」を暴露。引退発表宣言には“隠れたメッセージ”があるケースも

人気女優に多い、引退までの猶予があるタイプ

たかなし亜妖さん 発表から現役引退まで半年~1年あるのなら「猶予がある」と思って良いだろう。人気女優はラストイヤーと称して翌年の引退を宣言するなど、卒業までの道も華々しい。やめるまでに時間をかけるタイプで事務所と揉める人はほとんどおらず、だいたいが円満だ。  たまに契約が切れるまで仕方がないからと我慢する女優もいるけど、年単位で耐えるのは本人も辛いので、簡単に移籍・改名ができる今の時代では極めて稀な例と言えよう。  引退までの時間がたっぷり用意されていても、人気者は基本的に忙しい。イベント開催、作品のリリースラッシュや卒業オフ会、デジタル写真集の発売など、ゴールテープを切る寸前まで仕事が詰め込まれていく。  ここまでやり切ってくれれば、寂しい気持ちはあれどファンも嬉しいはず。ちなみにこの手の女優はセクシー業界から抜けても、“完全引退”はせずに引き続き活動を続けることが多いのだ。

「〇〇(芸名)を卒業します」→引退ではなく移籍かも

 最近メジャーな「〇〇(芸名)を卒業します」という言い方。例えば「来年〇月にたかなし亜妖を卒業します! それまで応援よろしくお願いします」というように、完全引退か、それとも“たかなし亜妖という芸名”を卒業するのか、どっちとも取れる発表の仕方なので、かなりふわっとしている点は否めない。  ファンからすると「移籍で改名か!? まだ活動を続けてくれるのか!?」と期待に胸を膨らませられるけど、もう一つの選択肢になれば一気に地獄堕ち。天国か地獄か、二つに一つのハラハラさせられる宣言なのだ。  不安を煽られるのでハッキリ言ってほしいと誰もが思うのが本音だが、事務所との契約など大人の事情で濁した言い方しかできない時だってある。ヤキモキさせられてもユーザーは結局待つしかできないため、ファンは“焦らしプレイ”だと思って割り切るしかないだろう。
次のページ
引退宣言から終幕を迎えるまで、女優はどう過ごすのか
1
2
3
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

記事一覧へ
おすすめ記事