エンタメ

元セクシー女優が「女優の引退事情」を暴露。引退発表宣言には“隠れたメッセージ”があるケースも

 元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半が経過したところで引退を決意し、現在は同人作品やセクシービデオの脚本など、あらゆる方面で活躍中。

女優の「引退宣言」には2つのパターンがある

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 女優の引退時期に関しては、本当に人それぞれ。1年未満で業界を去る時もあれば、5年10年、それ以上と職を極めてから身を引くこともある。引退理由に関しては以前の記事を参照にしていただきたく思うが、多くのユーザーが気になるのは彼女たちの「引退宣言」についてだ。  この業界では業界卒業を表明してから数か月~1年と猶予がある女優と、発表から卒業までの期間が極めて短い女優の2パターンが存在する。熱心に応援していれば誰もが前者を希望するものの、推しメンが必ずしもその通りになってくれるとは限らない。今回はこの2つの違いについて解説していこう。

身を引くまでの時間があまりないときの理由

“時間がない場合”というのは、だいたい発表から3カ月後から1カ月後にやめるケースである。1年の終わりとなる12月、年度末の3月が特に引退ラッシュで、発表時期によっては「え、あと1か月後にやめちゃうの!?」とユーザーを大きく驚かせる事態を招く。  身を引くまでの猶予がほとんどない時、実はこんな理由が潜んでいる。 ①事務所と揉めた ②早々に宣言したくない ③思いつきの如く、急に引退を決めた  事務所と意見が合わず、頭に血がのぼって①を選択する女優も少なくはないらしい。何度か改名や移籍、引退と復活を繰り返していると気分的に疲弊するため、そのまま完全引退してしまう人も多いが、後々になって平常心を取り戻し、シレッと戻ってくる確率もまぁまぁ高い。  ラストイベントを打たずにひっそりと業界を去りたい女優は早々に引退宣言をせず、波風を立てずにスーッと消えていく。業界に未練がなく、二度と戻ってこない人に多いのが②だ。  そして気分屋さんは③のように、ちょっとした勘が働いた時に引退する。「そんな女優いないだろ」と突っ込みたくなるかもしれないが、思いつきで業界に飛び込んで、思いつきで風のように去る人間は少なからず存在するのだ。そう、筆者のようにね。
次のページ
微妙な言葉の違いで「移籍報告」の可能性も
1
2
3
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

記事一覧へ
おすすめ記事