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元セクシー女優が「成人向けファンサイトが稼げる理由」を暴露。月収100万円を超える女優も

ビデオで稼げずともファンサイトが跳ねれば収入はうなぎのぼりに

たかなし亜妖さん 2020年頃から現在に至るまで、リリースビデオの本数が減少傾向にある。ゆえに仕事が激減し、セクシー女優としての立場が危ぶまれた人も多い。  しかし、ファンサイトが登場したおかげで今はビデオ出演だけに依存しなくていい。たとえ月に数本しか企画ものに出られずとも、ビデオやグラビアを自作し、個人ファンクラブで配信すれば一定の収入が期待できるからだ。  そこそこ活動歴のある女優なら固定のファンがいるだろうし、無名でも配信内容や設定プランをきちんと練れば加入率は上がる。初月は売り上げが微妙でも徐々に収益を伸ばせば、いずれは月収100万円やそれ以上も十分に有り得る話なのだ。  そして一度軌道に乗ってしまえば収入は安定する。更新内容を薄めたり、サボったり、価格に見合わないものを提供すればもちろん人気は下がるものの、“努力を怠らなければ”長期間ファンサイトだけでやっていけるだろう。

本業ではなくファンサイト運営に力を注ぐケースも

 セクシー女優がフリーでない場合、ファンサイトの運営には必ずプロダクションが関わっている。いついつにファンクラブの撮影をして、編集をして、公開して……と、月々の動きが細かく決まり、確実に収益化できるような動き方で計画が進む。  撮影を外注するところもあれば、すべて内々で済ませるなど、最小限のパワーで製作するプロダクションも少なくはないらしい。  先ほども説明したが、昨今の業界はリリース本数が減って1人1人に十分な仕事が行きわたらなくなった。誰かの依頼を待つのではなく、自身で作り上げる“ナニカ”を持たねば勝ち抜けないため、運営にはみんな力を入れる。なかにはWeb上での活動をメインにして、オファーがきたときだけビデオに出るやり方を選ぶ女優も一定数いるそうだ。
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ファンサイトはメーカー的に“悩ましい存在”
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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