エンタメ

元セクシー女優が「仕事が減った女優の裏事情」を暴露。“脱げば稼げる時代”が終わった業界に起きた変化とは

人気企画女優が重宝される理由

たかなし亜妖さん その点、企画女優はあっちこっちのメーカーに出られるので露出の機会が増える。よほど売れていない女優でもない限り、リリースは月1本以上、いろいろな場所に顔を出せばファン獲得のチャンスも増えていき、作品でのアプローチ数が単体とは桁違いのため、オファーさえあれば数字を作りやすいのだ。  実はここだけの話、今は単体女優より販売本数を捌ける企画女優の方が多いらしい。かつて単体メーカーと呼ばれた専属女優ばかりを扱う制作会社も、現在では企画女優に頼り切りなのが“企画女優すごすぎる説”を裏付ける決定的な証拠だ。

企画女優のデメリット

 出演すればするほど稼げて、専属女優以上の人気を獲得できる可能性を秘める企画女優だがデメリットもある。  これまでの流れを見ていればなんとなくわかるように、オファーがなければただの地獄でしかない。新人の時だけやたらめったらと出演し、結果を出せず先細りのような「一発屋」や、専属時代にそもそも数字を出せなかった女優は、契約終了後に速攻仕事がなくなる。  筆者もまさにそのタイプで「企画に移ったら忙しくなるかな」と期待を込めていたら、翌月の仕事はオファー2本。あの時、人生ではじめて膝から崩れ落ちるような経験をした。まぁ完全に私のせいではあるんだけど、一応こんな人もいるっちゃいる。
次のページ
女優として生きていくのは難しい時代に…
1
2
3
4
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

記事一覧へ
おすすめ記事