更新日:2024年03月05日 12:54
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“ひろゆきの妻”が200万円の借金を背負った理由。「同時に200万円の貯金もあった」

「ウエディングドレスが着たくて」ひろゆきを説得

転んで起きて 毒親 夫婦 お金 仕事 夢 の答え

『転んで起きて 毒親 夫婦 お金 仕事 夢 の答え』(徳間書店)

――ところで、著書ではひろゆきさんとのなれそめにも言及。「街録ch」出演回で明かしていたんですが、海外移住の手続きをきっかけに入籍されたと。 西村:ひろゆき君は結婚の制度にこだわりがなかったんですけど、若い頃の私は「ずっと付き合っていれば、結婚するもの」と思っていたんです。20代でひろゆき君と付き合いはじめて、同棲中に「子どもがいるなら別だけど、たがいに好きで一緒にいるならよくない?」と言われたときに、納得はしました。 でも当時は、どうしてもウエディングドレスが着たくて、何とか結婚しようとしていた時期にふと「私は結婚したいのではなく、結婚式がしたいんだ」と気が付き、ひろゆき君にそれを伝えたんです。ドレスのイメージ写真と共に「私が好きで、一緒にいたいと言ったよね。好きな彼女が『ウエディングドレスを着たい』と言っているのに、その夢を叶えないわけ?」と問い詰めたら「じゃあ、結婚式しよう」とうなずいてくれて。 私が全部準備して、当時「2ちゃんねる」の管理人だったひろゆき君が「変な人が来るかもしれないから、国内じゃない方が」と言ったので、2009年にロサンゼルスで結婚式をしました。

難病発覚で楽に「思いどおりに行かなくても」

西村ゆか――40歳で、難病「シェーグレン症候群」が発覚。45歳の現在、持病についてどう思いますか? 西村:発覚まで、2年ほどかかりました。原因不明の不調が続き内科、神経内科と色々な病院を巡り、耳鼻咽喉科で偶然見つかったんです。のどに違和感がありエコー検査をしたら「大きな病院で診てもらった方がいい」とすすめられて、紹介された病院の血液検査で「シェーグレン症候群」と疑われる症状が見つかり、当初あったのどの違和感は無関係でしたけど、難病だと明らかになりました。 ずっと不調が続いていたので、ハッキリ分かってからはホッとしたんです。「現状では完治しない難病」と知っての不安もあったんですけど、日常生活で何があっても、病気だから「思いどおりに行かなくても仕方ない」と気楽に考えられるようになりました。 ――著書では、ポジティブなマインドの源は「幸せ」と述べていました。ただ、幸せを見つけられない人もいて。難病とも向き合い続ける今、そうした人びとへのメッセージをいただければ。 西村:自分が幸せかではなく、他人から見て幸せと「思われるか」の軸で見てしまうと、感じづらいんじゃないかと思うんです。何をもって幸せかは人それぞれですし、私は難病が発覚してから「今日は体がしびれてない」「夜にちゃんと寝られた」と、ささやかなできごとも幸せを感じられるようになりました。だから、自分にとっての幸せを大事にするのが一番かなと。私は、健康で楽しく生きられれば満足です。 <取材・文/カネコシュウヘイ 撮影/林紘輝>
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