“大食いアイドル”もえあずが守り続ける「親の教え」と、転機になった「つんく♂の言葉」
かつて「元祖!大食い王決定戦」(テレビ東京系)において、“爆食女王3連覇”の快挙を成し遂げた“もえあず”こともえのあずきは、大食いアイドルとして10年以上のキャリアを誇る存在だ。そして今なお、アイドルグループ・エラバレシのメンバーとしてステージに立ち続けている。
食べるとは本来、楽しいものだ。しかし、仕事となると話は別で、大食いが高じて“週3で飲んでいたタピオカミルクティー”を見るのが嫌になるほどの苦労も……。公私ともども、ひたすら食べ続けるもえあずのキャリア、プライベートに迫った。
――大食いアイドルとして活躍。かつて「元祖!大食い王決定戦」(テレビ東京)で“爆食女王3連覇”を達成した、フードファイターでもあります。
もえのあずき(以下、もえあず):しばらく大会には出場していませんし、フードファイターと名乗るのは現役の方々に恐縮します。肩書きはずっと、大食いアイドルですね。
――2013年に初めて「元祖!大食い王決定戦」へ出場してから、10年以上が経過。街中でもすっかり、注目の的では?
もえあず:街中で「もえあず〜!」と声をかけてくださる方もいるんです。外食で立ち寄ったお店では毎日、視線を感じます。会計で店員さんから「足りましたか?」とボソッと言われるのが、恥ずかしくて……。注文の声だけで気づいてくださるようで、おかわり無料のお店では追加のオーダーをためらってしまいますね。ラーメンを2杯頼んだら4杯来たときがあったし、つい最近では、天丼を食べに行ったら“デカ盛り”で来ました(笑)。
――ペロリとたいらげそうですね(笑)。
もえあず:絶対、残しません。幼い頃から「外食では絶対に残しちゃいけない」と親に言われていて、今でも守っているんです。テレビで食べている姿も注意されて、大会に出場していたときは特に、勝負がかかっているのでヤバい食べ方になっていたときもあるんです。
――食べ方のクセを直すのは、大変そうですね。
もえあず:鏡を置いて、食べ方を見直したんです。YouTubeチャンネルを開設してからはよけいに、クセが気になるようになりました。特に、食事中に髪の毛を触っていたのが気になって、テレビでは顔を映してもらうためにいっそう気をつかっています。
――キレイに残さず食べながらも正直、キライな食べ物もあるのか。気になります。
もえあず:基本、ないんです。でも、仕事で食べ過ぎて「もういらん!」となった食べ物はあります。例えば、タピオカですね。大食い番組で5Lのタピオカミルクティーを完食して、当時はブームで週3で飲んでいたけどキッパリ辞めて、見るだけでも嫌になりました(笑)。
――5Lは想像もつきません(笑)。公私ともども大食いで、食費はどれほどかかりますか?
もえあず:体感、給料の8割です。おいしいものが好きなので、ついお金を使っちゃうんです。具体的にいくらかかっているのかは、怖いので数えないようにしています(苦笑)。
「テレビで食べている姿」を親に注意された
5Lの「タピオカミルクティー」はさすがに…
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