マック鈴木が「NPBを経由していない初めての日本人メジャーリーガー」になれたワケ。グラブも持たず渡米したのに…
マイケル・ジョーダンとの邂逅
このころマックは、NBAの生きる伝説であり、神様でもあり、当時は2AでMLB挑戦中のマイケル・ジョーダンとの邂逅を果たしている。
ある日の試合において、乱闘騒動が起きた。相手ベンチにいたジョーダンがマウンド上のピッチャー目がけて、真っ先に飛び出してきた。
「もちろん僕も、味方ピッチャーを助けるためにベンチから飛び出しました。すると、ジョーダンがマウンドで勝手にコケてしまったんです(笑)」
初めは何が起きたのかわからなかったが、そのシーンをたまたま撮影していたテレビクルーの映像によって事態の詳細が明らかになった。
「転んだところにちょうど僕のヒザがあって、ジョーダンはアゴを痛打していました。僕としては蹴ろうとしたわけでもないし、何が何だかよくわからない状態。乱闘後、何かヒザが痛いな、って思っていたぐらいですから(笑)」
アメリカに渡って4年11か月、ついにメジャーのマウンドに
―[サムライの言球]―
1970年、東京都生まれ。出版社勤務を経てノンフィクションライターに。著書に『詰むや、詰まざるや〜森・西武vs野村・ヤクルトの2年間』(インプレス)、『中野ブロードウェイ物語』(亜紀書房)など多数
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