エンタメ

元セクシー女優が「スカウトマンの収入事情」を暴露。スカウトした女優が売れた場合の収入は

セクシー女優としてスカウトした場合の難しさ

たかなし亜妖さん セクシー女優や芸能プロダクションの場合は、買い取りと歩合、どちらのケースも考えられる。歩合だと先ほど解説した内容と同じ感じになり、スカウトした女の子がトップクラスのタレントになってくれれば収入が一気に跳ね上がる。これぞスカウトマンドリーム。売れっ子を複数名抱える日を夢見て業界の扉を叩く男性も少なくはないとのこと。  可能性を秘めた子や、すでにキャリアを積んだ強キャラを担当できれば最短ルートで高収入を手にできる。しかし、誰もがほしい人物を囲うのは簡単でなく、かなりのガチャ的要素があるため、思うように稼げなかったスカウトマンはあっという間にサヨウナラ。離職率は女優同様に高いらしい。

嘘つきスカウトマンの特徴

 繁華街にはびこるスカウトマンが紹介するのは、水商売・オトナのワンダーランド(ご想像にお任せします)、そしてセクシー女優プロダクションやグラビア事務所。彼らにも得意不得意があり、キャバクラやラウンジに強い人、アッチ系専門の人、ビデオに詳しい人など多種多様なようだ。  今やスカウトマンの数が多いため、セールスポイントを作らねば女の子を確保するのが難しい。それがゆえに「V(成人向けビデオ)プロダクションには業界イチ詳しいっす、オレの右に出る者はいないっスね」なんて言う輩もいるのだけど、ハッキリ言おう。奴らの8割が完全なる嘘だ。  なぜ嘘なのかを解説すると、お店に出勤して接客をするのがメインの商売と違い、プロダクションの在り方が少々複雑。ただビデオを撮影するだけが女優の仕事ではないし、新法だの何だのルールがちょくちょく変わる。それにマネージャーも入れ替わり、営業力やその時々によって事務所の流行り廃りも変わるのだから、内部の人間でない限り完全に実情を把握するのが困難なのだ。  それに今この世にある全プロダクションと繋がり、全方位に紹介可能なスカウトマンはいない。「Vのことなら右に出る者はいない」と言いつつ大手数社以外のルートを一切持っておらず、テンプレートみたいな紹介の仕方しかできない困ったさんもいるほど。  よって“プロダクションについて”は詳しいかもしれないけど、“業界について”紹介者がまるっとすべてを把握するのは至難の業ということである。
次のページ
女性がスカウトマンを経由するメリット
1
2
3
4
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

記事一覧へ
おすすめ記事