エンタメ

元セクシー女優が「春の“業界の裏事情”」を暴露。“4月デビューの18歳は偽物”と言い切れるワケ

4月デビューの18歳はエセ素人である

たかなし亜妖さん 先ほどの話をしっかりと読んでいれば、撮影からリリースまでタイムラグが発生する点をご理解いただけることだろう。察しの良い大人なら「あれ、じゃあ4月デビューのリアル18歳って、まさか……!?」と疑問を抱くはずだ。  夢をぶち壊すようで申し訳ないが、高校を卒業してから即デビュー!なんてのは今現在の業界でまず有り得ない。これがもし本物の18歳だったら在学中にプロダクションへ入り、メーカー周りを行ったことになってしまう。ムフフな目線で見ると興奮するシチュエーションかもしれないけど、冷静に考えたら大・大・大問題でしかない。  たまに夜のお店で「学校へ行っていない18歳ならOK」みたいなルールのところもあるらしいけど、セクシー業界は厳しいので、リアルJKでなくても面接受け入れは完全NG。よって、4月デビューの“ついさっきまで高校生”は真っ赤な嘘ということになる。

成人向けビデオにはありがちなこと

 こんなことを書いたら批判殺到なのは重々承知の上だが、真実なんだから仕方がない。私からするとエセ18歳だろうが20歳だろうがそんなに変わらないと思っているので、成人向けビデオは夢の国感覚で楽しむのを強く推奨する。  春は始まりの季節だが、別れの季節でもある。デビューする女優がいれば卒業も増え、入れ替わりが目立つ時期になるだろう。何気なく見ている業界でも、ちょっとした移り変わりがあるので見ていて面白い。今後はどのような人材が飛び込んでくるのか、期待しながら待っていよう。 文/たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya
1
2
3
おすすめ記事