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57歳にして驚きの毛量…男の“頭髪の悩み”「シャンプー選びがすべて」だった

正しいヘアケアとは?

 今の時代、シャンプーで髪の質感も変えられるようになってきているという三村さん。 「一方で、自分に合わないシャンプーを使い続けていれば、少なからずストレスが溜まってきてしまうでしょう。自分のヘアスタイルに合わせた形でシャンプーを選び、正しいシャンプーの仕方をしていくのが、ヘアケアをする上でベストなのではないでしょうか」  そんな三村さんがサロン帰りの美しさを365日継続するブランドとして2021年に販売したのがシャンプーブランド「SUSTAIR」。髪のダメージケアに特化したセルフビューティーケアブランドで、「3ステップヘアケアシリーズ」という形で構成されている。

髪の毛が綺麗になれば笑顔で気分も上がる

三村浩章

2021年に販売したシャンプーブランド「SUSTAIR」

「予洗いで頭皮の洗浄や毛穴の汚れを落とす『クレンジングシャンプー』、髪の毛に栄養を与える『泡パックシャンプー』、栄養を閉じ込めて髪を保護する『ケアトリートメント』が 1セットになったブランドとなっています。ヘアサロンのようなプロフェッショナル技術を自宅でも体験し、セルフビューティーケアができるような商品に育てていければと考えています」  なぜ、このブランドを始めたか。三村さんは「髪の毛が綺麗になれば気分が上がると感じているから」だと語る。 「髪がきしんだ状態で人に会うのと、髪が綺麗で美しい状態で人に会うのでは、圧倒的に後者のほうが笑顔でいられると思うんです。そういう意味では、髪が綺麗になれば自分に自信を持つことができ、自然と笑顔になれることから、突き詰めて考えると『世界平和』にもつながる。こうした大義を持って、ブランドを広めていければと思います。加えて、シャンプーソムリエの認知度はあまり浸透していないので、自身のサロンワークやサステアの商品企画などを通じて、もっと多くの人に知ってもらえるように尽力していきたいですね」 <取材・文・撮影/古田島大介> 【三村 浩章】 合資会社サステア代表。滋賀県彦根市に美容室「hair make COUR」を経営。一般社団法人シャンプーソムリエ協会(JSSA)が認証するシャンプーソムリエとして、正しいヘアケアの知識を日々発信している。2021年にオリジナルシャンプーブランド「SUSTAIR」を販売
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている
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