不安定な時代に「“オフィスビル”の所有こそ最強の資産防衛策である」と言えるワケ
―[東京にビルを持とう。/青木龍]―
こんにちは。中小企業の経営者や富裕層向けの投資ビルを売買仲介する不動産会社アグノストリを経営している青木龍です。
物価上昇や円安が進むなか、お金を銀行に預けているだけではどんどん価値が目減りしていく。そんななかで、“ビル保有”こそ最強の資産防衛策だと思っています。
今回は、不動産投資と一口に言っても、アパートやマンション、戸建て、REIT(不動産投資信託)など、さまざまな種類があるわけですが、なぜ「区分オフィスビル投資」なのか、そのメリットや可能性をご紹介できればと思います。
安定した収益の基盤、創業100年以上の老舗企業は「貸事務所業」が多い
Cグレード「オフィスビル」の需要が増加、大きく“化ける”可能性も…
では、なぜ私がマンションやアパートなどもあるなかで「オフィスビル」をおすすめするのか。
不動産投資のなかではマンションが一般的によく知られていますが、暮らしをより良くするために、デベロッパー(開発業者)は年単位で新たな設備を開発し続けているという現状があります。
あるエリアの築5年の投資用マンションを購入したとしても、近隣に新築のマンションが開発されてしまえば、競争力で負けてしまう。その対策として、最新設備を導入するためのリニューアルや、賃料を下げるという手もあるのですが、往々にして「損」をすることも多いのです。
一方、オフィス(事務所)の場合、主な設備といえば空調で、水まわりはトイレとか給湯室ぐらいのため、物件の築年数にかかわらず、競争力を維持しやすいという特徴があります。
コロナ禍において、世の中はオンライン体制への移行が進みましたが、実態としては中小企業の多くがテレワークを導入せずに、オフィスに出勤するスタイルを継続しました。
また、不動産会社がシリーズ化した名称を持つAグレードやBグレードのビルに入居していた企業が、コストの兼ね合いからCグレードのビルに縮小移転するケースが目立ちます。
こうしてCグレードのオフィスビルの需要は以前よりも高まっているのです。
私は、オフィスビル投資のなかでもCグレードが最適だと考えているのですが、1フロア20坪〜100坪、総面積1万平米未満の中・小型ビルの供給が約20年間ほどされていないことも注目すべき点でしょう。つまり、需要と供給のバランスが絶妙なんです。
また、都内はバブル期にたくさんのビルが建てられたことで、ほとんど更地が残っておらず、色々なエリアで行われる再開発には、Cグレードのビルを取り壊してSグレードのビル(総面積4万平米以上、階数40階以上の大型ビル)に建て替えることがほとんどです。
もしも、所有しているCグレードのオフィスビルが再開発エリアの対象になれば、不動産価値が一気に高まり、大きく“化ける”可能性があるのです。
1
2
株式会社Agnostri(アグノストリ)代表取締役社長。1989年、東京都出身。小学校から高校1年まで野球を続け、厳しい監督に鍛え上げられる。22歳で事業系不動産に特化した不動産売買の会社に就職。中小企業の経営者をターゲットに、ビル売買の営業開拓を実施。その後大阪支店・名古屋支店の立ち上げに携わる。最終的に東京で課長職に就任。会社員時代は1人で50億円を販売しトップセールスに。2018年に独立し、東京都千代田区にアグノストリを設立。会社設立後、年間100億円ほどの売買を締結。著書に『2%の人しか知らない、3億円儲かるビル投資術』(ぱる出版)、『御社の新しい収益基盤を構築する 区分オフィスビル投資術』(ビジネス教育出版社)がある。X(旧Twitter):@agnostri_aoki
記事一覧へ
記事一覧へ
【関連キーワードから記事を探す】
この記者は、他にもこんな記事を書いています






