一人しか座れない特等席で、約100℃の熱波をダイレクトに独り占め!【ミスSPA!2023 戸塚咲季/ベストサウナvol.27】
週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2023」たちによる、連載「ベストサウナ」。第27回は、『ととけん』をレポートする。
●今回のサウナー・ミスSPA!2023 戸塚咲季ちゃん
テキサス生まれ群馬育ち。T150 B74 W53 H75。3rd DVD『想い想われ』(エスデジタル)が発売中。サウナ好きなあざかわ女子
江戸時代は武家の町、明治時代は花街として栄え、下町風情を残す“粋”な日本橋浜町エリア。この場所で昨年9月末にオープンした「ととけん」は、サウナ設備を擁するランニングステーションだ。この通称・ランステとは、更衣室やロッカー、シャワーなどを備えたランニングの拠点として使える有料施設。そこに風呂とサウナをくっつけたことが、この店の最大の特徴だ。
とはいえ、決してただのおまけではなく、サウナ利用のみも可。約94℃に設定され一度で12人入れるサウナ室は、20分おきの強力なオートロウリュで心地よい湿度と熱気が保たれ、IKIストーブを目前にしたフロントロウ席では、パワフルな輻射熱を感じられる。別フロアにある女性サウナ室では、セルフロウリュを楽しむこともできるという。
水風呂にも一風変わったこだわりが。約16℃の広々とした水風呂の一角にシングル(1桁台の温度)の水風呂in水風呂があるという不思議な造りになっているのだ。温かいお風呂の用意もあるので、それらを組み合わせながら交互浴を楽しむのもよし。
ととのいスペースは、内階段を利用した内気浴とテラスでの外気浴。シンプルで機能的デザインのビル型施設ながら、自己流にサ活をカスタマイズできるくらいの選択肢が用意されているのが嬉しい。さらに5月からは新たに、ビルの屋上が外気浴スペースとして開放されており、施設の魅力はさらに増したといえる。
●Point:「フロントロウ」は熱気を独り占めできる特等席
サウナの締めは1階のバーカウンターへ。日本各地のクラフトビールを揃えており、なかにはバーだけを利用していく人もいるのだとか。ちなみに店名の「ととけん」とは、「ととのい研究所」の略。これには、サウナだけでなく、ランニングやクラフトビールを含めて、ととのいを追求したいというコンセプトが込められている。現在はサウナのみの利用者が7割ほどだが、お店としては、ランニング、サウナ、クラフトビールを組み合わせたフルセットを推奨しているそうだ。
毎週水曜日にグループランを開催したり、ホームページで隅田川沿いコースの提案をするなど、ランニングの魅力も発信していて、ここをきっかけに走り始めたお客さんも増えているという。運動不足を感じている方は、ぜひサウナ&ランにトライしてみてはいかがだろうか。
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
ランニング後にサウナでととのう新常識!
一人しか座れない特等席で、約100℃の熱波をダイレクトに独り占め!
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
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