サウナと小田原の大自然を満喫! 井戸水の桶水風呂が染みる!【ミスSPA!2023 心愛/ベストサウナvol.25】
週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2023」たちによる、連載「ベストサウナ」。第25回は『山賊サウナ』をレポートする。
●今回のサウナー・ミスSPA!2023 心愛ちゃん
コアラ星生まれ。T160 B86 W61 H89。釣り番組やラジオでマルチな才能を発揮中。公式X(@coanotubuyaki)
関東有数の温泉地、箱根小田原エリア。古くから多くの人々を癒やしてきたこの場所に、今年2月、サウナ特化型施設「山賊サウナ」が誕生した。
最大の特徴はやはり薪のストーブだろう。メインサウナ「大涌谷」には、ケンズメタル製の特注超大型ストーブが鎮座し、煙突部分まで460㎏ものストーンがぎっしりと積み上げられている。90~100℃のパワフルなサウナ室だが、薪の優しい熱のおかげで居やすく、じっくり汗をかくことができる。不定期ながら、お客さんの状況を見てアウフグースを実施してくれる心配りも嬉しいところ。
ひと回り小さなサウナ室「大平台」も、もちろん薪。こちらは、モキ製作所のストーブ「MS70」を使用し、70~80℃の女性や初心者にも入りやすい温度帯に設定。とはいえ、天井部分がカーブしているので蒸気の回りが凄まじい。セルフロウリュはないが、30分~1時間に一回スタッフがロウリュをしてくれるので、湿度管理はばっちりだ。ほかにも、スチームサウナの「早雲山」も用意されており、3つのサウナを組み合わせながら自分流のルーティンを楽しめる。
そして、もうひとつの目玉である水風呂もインパクト大。水深150㎝の特注の大樽では、潜水が推奨されており、ドボンと足先から頭までしっかり冷やすことができる。開業にあたり井戸を掘ったというから、気合の入り方が違う。チラーなしでもかけ流しで通年17~18℃の水温をキープしており、冷たさと軟らかさが両立した非常に心地よい水風呂だ。そして、箱根連山を目前に眺める外気浴スペース「仙石原」は、山間から風がふわっと吹き込んでくる最高のロケーション。夜には満天の星も楽しめるという。
「山賊サウナ」は、都内から高速道路で約1~2時間、電車でも箱根登山鉄道の入生田駅から徒歩7分とアクセスが良いため、都内や地方からやってくるサウナーの利用も多い。東京ではほとんど見かけない、男女で利用できる混浴パブリックサウナ(水着着用、TシャツもOK)なので、夫婦やカップルでの温泉旅行に組み込むのもいいだろう。さらに焼き肉店「山賊ホルモン」も併設されており、ととのった後に、最高のホルモンで幸福感に満たされるだろう。箱根の魅力が、さらにアップデートした一軒だ。
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
有数の温泉地で大自然サウナ&極上ホルモンを堪能!
サウナと小田原の大自然を満喫! 井戸水の桶水風呂が染みる!
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
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