恋愛・結婚

「やさしく口で…」初ラブホに行ったら彼女が“まさかの行為”。トラウマ級の思い出に…

初めてのラブホに緊張

 食事を終え、ラブホテルへ。雰囲気を壊さないよう順調に服を脱がせ、愛撫も頑張った。ところが、いざゴムを付ける段階になると、緊張して思うように装着できない。「また、高校生のときの彼女みたいに、幻滅させてしまうかもしれない」と、ピークに近づく焦り。 「そして高校時代の嫌な思い出が蘇ってきたとき、H奈がサッと僕の手からゴムを取り、それを自分の口に入れました。そして、やさしく口でゴムを装着してくれたのです。そのセクシーな姿にも大興奮。そのときは、初めてにもかかわらず、かなり燃え上がりました」  ただ、あとからネットで調べてみたところ、口でゴムを付けるのは余程のテクニックが必要だということが判明。「口でゴムを付けてくるなんて……相当な経験者? それとも、プロ?」と疑念が突如わきあがってしまう。

口で“シテ”くれた彼女への疑念

女性の唇「彼女への疑念は膨らむばかりで、男性社員と上手に距離をとってくれている姿さえも、『なんだか慣れているな』とか『やっぱり、そういう店で働いている? 働いていた? プロフェッショナルなの?』とか、無意識に最低なことばかり考えてしまうんです」  そして行為のたびにモヤモヤは続き、結婚を考えていた気持ちも嘘のように薄れてしまったという。ラブホテルでの嫌な思い出として刻まれてしまった “2人のはじめて”を、いつかはいい思い出に変えたいと話す博光さん。 「でも、どうしても気持ちが整理できずに困り果てています。僕が恥ずかしい思いをしないようフォローしてくれただけなのに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。頭では理解しているのに気持ちがついていかないのです」  自責の念に苛まれ続ける博光さんは、「はじめてのラブホでトラウマ級の嫌な思い出ができてしまい、悲しいです」と苦しい心のうちを話してくれた。本人に直接聞くわけにもいかず、ラブラブの楽しい時間を過ごせるはずのラブホも、人によっては苦い思い出の場所として刻まれていることもあるかもしれない。 <TEXT/山内良子>
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
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