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ラブホに置き忘れたスマホに「知らない音声ファイル」が…再生して“内容”にびっくり

 近頃のラブホは、一昔前に比べてその進化に目を見張るものがあります。単なる男女の愛を育む空間という役割だけではなく、あらゆる可能性を追求した空間へと変わりつつあります。今回レポートしてくれた男性も、ラブホ本来の利用方法ではなかったようです。ただ、予期せぬ事態が起きてしまいました。
ラブホテル

※画像はイメージです

「らしくない」ラブホの使い方

 話を聞いたのは、福祉施設運営会社の静岡支社に勤める細田さん(仮名・25歳)。彼はこのたび入社以来初のプレゼンを控え、会場である都内の本社近隣で前泊することを決めました。 「会社が関東圏に新しく介護施設を展開することになり、私のプランが運良くコンペに通り、みんなの前でプレゼンすることになりました。自分にとっては人生初のプレゼンなので、上司に報告された日から緊張の連続です。当日は午前中からのスタートだったので、都内のラブホに前泊して臨むことにしました」  細田さんは最初、会社近くのカラオケ店でのオールナイト利用を考えていたそうですが、予約が直前だったので空きがなく、その裏路地にあったラブホテルを利用したそうです。

ラブホが快適すぎて寝坊

 プレゼン前日は、上司の計らいで早めに退社し、新幹線で東京駅についた細田さん。そのまま中央線に乗車して、目的地付近の駅まで向かったそうです。 「久々の東京だったので、本当は行きたいところもたくさんあったのですが、そこは我慢して予約しておいたラブホまで直行しました。ラブホは、大学の頃に昔の彼女と利用して以来だったので、その豪華な設備に正直驚きました。とりあえず、デリバリーで食事を注文し、その後、せっかくなので一人では大きすぎるジャグジーバスに入りました。あ、もちろんプレゼンの予行演習もしましたよ」  細田さんは、スマホで自撮りをしながら何度もプレゼンの予行演習をしたそうです。ところが――。 「ちょっと夜食を食べすぎてしまい、一通り予行演習をしたら睡魔に襲われたので、もう一度お風呂に入りました。あまりにも気持ちよかったので長風呂してしまい、少しのぼせながら風呂から出てもう一度予行演習をしようと思ったのですが、気がつけば朝でした。しかも、プレゼン開始30分前だったのです」  顔を洗う間も無くダッシュで会社に向かった細田さん。ギリギリ間に合ったそうです。  
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ラブホにスマホを置き忘れる大失態
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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