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「朝晩ほとんど歯磨きをしなかった」40代男性に訪れた悲劇。歯科医師が教える“歯磨き”の重要性

歯列不正がある(歯並びが悪い)部分は歯ブラシの毛先が当たりづらい

歯茎の炎症

歯列不正のある歯の周囲にプラークが付着し、歯茎が炎症している

歯列不正のある部分では歯ブラシの毛先が当たりにくく多くの患者さんでプラークや歯石の沈着が見られます。歯ブラシを縦にして磨く、タフトブラシを用いるなどの工夫が必要です。

上の奥歯の表面は磨けていない人がとても多い

歯垢染め出し液

歯垢染め出し液で上の奥歯表面が染まっている

上の奥歯の表面は、お口を開けたまま磨こうとすると頬の圧が邪魔をして歯ブラシが届かないことが多いです。お口を閉じ気味にして歯ブラシをぐっと奥まで入れ、奥歯に歯ブラシが当たっているのを確認してゴシゴシと磨くのがポイント。
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歯磨きが歯周病の進行に大きく影響する
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一般診療と訪問診療を行いながら、予防歯科の啓発・普及に取り組んでいる歯科医師です。「一生涯、生まれ持った自分の歯で健康にかつ笑顔で暮らせる社会の実現」を目標にメディアで発信をしています。X(旧Twitter):@nojirimari

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