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両親の死後、絶縁した兄の嫁からの“要求”に愕然…「両親が不憫で泣いてしまいました」

手料理に口をつけず、「こういう料理は初めて見た」と…

実家にようやく戻ってきた兄。そこでも兄の嫁がモンスターぶりを見せたという。 「私も同席し、夕食をともにしたのですが、晩御飯の支度などはすべて母と私が担当。母は人が良いので兄の好きな和食を作って待っていました。おそらくわざとなのでしょう、18時ごろに帰ってきて、手伝いもせず、そのまま食事という流れになりました。両親は孫の顔を見られて嬉しかったようです。兄も久しぶりに味わう実家の料理に喜んでいたようですが、兄嫁は子どもの世話をするふりをして、ほとんど料理に手を付けていない。私が『遠慮せずにどうぞ』と、わざと食べるように促すと、一口、口に入れて終わり。 見かねた母が『都会の人には口に合わなかったかな』とつぶやいたんです。すると『そうですね』と。私が怒りに任せて『それなら食べなくていいですよ』と言うと、嫌味な感じで『こういう料理は初めて見たもので』と。さらに子供も『まずそう』『おいしくない』を連発して、諌めることもなく『後でなんか食べよう』と堂々と言うんです。ここで兄が割って入り、『好き嫌いが激しいから』『口に合わないなら、食べなくていいよ』と。ふざけんなという感じでした」

「都会育ちだから」とヘラヘラ笑うばかりの兄

食事後も、理解し難い行動は続いた。 「食事を終えたあと、普通は『皿を洗いましょうか?』と手伝うものだと思うのですが、兄嫁は一切そういうことをせず。頭にきたので『あたな、それでも長男の嫁ですか?』と言うと、『私は、私ですし、晴人に良い生活をさせているのは、私の家なんですよ』と。それどころか、1人で『私、先に行ってるね』と言い残し、子供を連れてその場を離れて消えていったんです。 その場が唖然として凍りつくと、兄が『佑子は田舎に慣れていなから』と笑いました。両親は諦めているようでしたが、私は『長男の嫁でしょ。なんでなにもしないの?』『苗字、中山だよね』と怒りをぶつけました。すると兄はヘラヘラ笑うばかりで、『都会育ちだから』『仕方ないんだよ』と言い残し、嫁の待つホテルに戻りました」 兄嫁はそのまま顔を見せることなく、帰宅したという。 「翌日は挨拶もなく、『帰るから』と連絡があったのみだそうです。その後はつきあいもなく、絶縁状態になりました。父によると、兄は何度か返ってくることはあったそうですが、いつも1人で、家族は連れてこなかったそうです。『成長した孫の顔がわからない』と嘆いていました」
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久しぶりの連絡は「遺産をよこせ」
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複数媒体で執筆中のサラリーマンライター。ファミレスでも美味しい鰻を出すライターを目指している。得意分野は社会、スポーツ、将棋など
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