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普通の会社員だった男性が「30代でFIREを達成できたワケ」。稼ぐために必要な3つのこと

転機となったFacebookの広告

イメージ写真 チャレンジする勇気が持てない自分を変えたいと思うようになった頃、転機となったのは、Facebook上で偶然目に留まったひとつの広告です。 「あなた何のためにアメリカに住んでるんですか!?」  そう書かれた広告をクリックしてみると、リンク先には、ロサンゼルス在住の日本人ライフコーチがいました。そして、その方が提供しているメンタル改善プログラムを通じて、自分を抑え込んでいた心理的な要因を解放できる、というものでした。  当時の私は、ライフコーチという職業の存在を知りませんでしたが、「自分を変えたい!」と思い、決して安くはないものの、思い切ってそのプログラムを受けることを決めました。  そして、いざプログラムを受けると、「こんな世界があったのか」と深い衝撃を受けたのです。これを契機に心理学の世界の深さにどっぷりとハマってしまった私は、いつしか心理学の研究を始めるようになっていました。  そして、2014年の元旦、「これからはライフコーチとして生きていこう」と決心します。その後は、ライフコーチとして独立し、自らをコンテンツ化してネットビジネスと連携させることに成功。その結果、毎年1億円近い収益を得て、経済的に自由な生活を手に入れることに成功しました。

最初のステップは「買ってもらう」ものを決めること

 さて、ここまで駆け足で私がFIREに至った理由をお伝えしましたが、読者のみなさん一番気になるのは「いかにしてビジネスを成功させたか」だと思います。  私が具体的に何をしたのかというと、ごくシンプルです。人が何らかの商品を購入するに至るステップは「知る」「手に取る」「買う」に集約されます。だからこそ、「買ってもらうにはどうしたらいいか」「手に取ってもらうにはどうしたらいいか」「知ってもらうにはどうしたらいいか」という順番で、段階を踏んでビジネスモデルを突き詰めていけば、必ずなんらかの成果を上げられるはずなのです。  では、順を追って考えてみましょう。  まずは「買ってもらう」というステップについて。これは、自分が売る商品やサービスを決めるところから始まります。もし、文章を書くのが上手な人なら「読まれやすいメルマガの書き方講座を提供します」と自分のスキルを商品化し、メルマガやブログの書き方を教えるオンライン講座を提供するなどの展開が見込めます。  私の場合は、ほかのコーチの方々や本や教材から学んだメンタルコーチとしての知識を商品にすることを決めました。
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2つ目・3つ目のステップでやるべきこと
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富とお金のメンタルトレーナー。ニューヨーク州立大学卒業後、借金苦と人生の挫折からメンタルトレーニングの重要性を学び、不動産ビジネスで成功。その成功体験をもとに、人生を好転させるヒントをSNSで発信。YouTube、X、Instagramなどで合計45万人以上のフォロワーを獲得し、初書籍「親子の法則」の発行部数は6万部を記録。自身が開発したコーチングプログラムは約10年でのべ20万人以上が参加。
X(旧Twitter):@sanrin_hikiyose

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