30代でFIREを達成した経営者が語る「好きなことで稼ぐための3つのコツ」
皆さん、こんにちは。メンタルトレーナーの三凛さとしです。私は20代の頃、借金苦と人生の挫折からメンタルトレーニングの重要性を学びました。その後、不動産ビジネスで成功し、30代で一度FIREを達成。その体験などをもとに「人生を好転させるヒント」をSNSで発信しています。
日刊SPA!では「ストレスなく生きていくための方法」をお伝えできればと思っております。連載第1回となる今回は「自分が好きなことを仕事にするための心得」について、お話していきます。
いまの世の中、自分の働き方に不満を持つ方は決して少なくないでしょう。ライフコーチとして活動する私のところにも、日夜、働き方についての質問が寄せられます。特に多いのが、会社員の方からの悩み相談です。
「会社を離れ、三凛さんのように自由に働きたいのですが、どうしたらいいですか」
「今の仕事に不満があるので会社を辞めたいのですが、好きな仕事をする方法はありますか」
でも、こうした相談が寄せられた際、私はひとつの質問をするようにしています。
「現状を変える前に、ひとつ考えてみてください。会社員としての生活は、本当にデメリットばかりだと思っていますか?」と。
私自身は起業家という道を歩んでいますが、日本でサラリーマンという働き方を選ぶことは、決して悪い選択ではないと思っています。なぜなら、日本の会社員は法律的にも非常に守られた存在だからです。
たとえば、仮にあなたがなにか仕事でミスをしたとしましょう。結果、会社に損害を与えても、自分がその損害を被る必要はありません。また、その後の対処策についても、会社のだれかが決めてくれます。
私はいつも「自由と責任はセットである」と考えています。仮に自由を求めて起業家になった場合は、経営方針を自分ひとりで決めなければなりません。そして、自分ではリカバリーできない大損害が発生した場合は、廃業したうえに負債を背負うこともあります。その点、会社員は大きなメリットを享受しているので、不自由さや窮屈さがあってもある程度は仕方がないとも考えられるわけです。
たとえば、私のSNSを見た方から、「海外で悠々自適に暮らしていいよね」との声を寄せられることがあります。でも、すべてのインフルエンサーがそうだと思いますが、SNSで公開しているのは、あくまで生活の良い部分を切り取っているにすぎません。
人生は、すべてトレードオフです。私はこれを「陰陽思考」と呼んでいるのですが、楽な部分しかない人生はありえないし、楽しい部分がある分、苦痛だってたくさんあります。だから、いまご自身がデメリットだと感じている事柄の裏には、何かしらのメリットが隠れている可能性が極めて高いのです。
会社員はデメリットが多いのか?
デメリットの裏にはメリットが隠れていることも
富とお金のメンタルトレーナー。ニューヨーク州立大学卒業後、借金苦と人生の挫折からメンタルトレーニングの重要性を学び、不動産ビジネスで成功。その成功体験をもとに、人生を好転させるヒントをSNSで発信。YouTube、X、Instagramなどで合計45万人以上のフォロワーを獲得し、初書籍「親子の法則」の発行部数は6万部を記録。自身が開発したコーチングプログラムは約10年でのべ20万人以上が参加。
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X(旧Twitter):@sanrin_hikiyose
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