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30代でFIREを達成した経営者が「1年後に再び働き始めたワケ」。“虚無感に襲われる日々”との戦い

FIREは「結婚に似ている」と感じたワケ

ビジネスマンイメージ いま、自身のFIREを振り返ってみて思うのは、「FIREは結婚に似ているな」ということ。結婚することを“ゴールイン”と表現されることがありますが、むしろ「スタートラインに立った」とも考えられますよね。FIREを目指している方は「FIREを達成すればすべてが楽になる」と考えがちですが、実際はそうではありません。達成後にも自分なりの目標ややりがいを見つけ、それを続ける努力が必要になるわけです。

FIRE達成は新たな人生の始まり

 FIREをめざすのは、決して悪いことではないと私は思います。一つの目的に対して頑張 る経験はとにかく刺激的で楽しいし、仮に達成できた場合は、少なくとも経済的な不自由からは解放されるわけで、人生の悩みがひとつ減ることは間違いありません。  しかし、FIREを達成しても、それは終わりではない。あくまで、新しいステージの始まりです。そこから先の人生をどう作り上げていくかが、本当の意味での「人生での成功」を左右するのだと思います。 文/三凛さとし
富とお金のメンタルトレーナー。ニューヨーク州立大学卒業後、借金苦と人生の挫折からメンタルトレーニングの重要性を学び、不動産ビジネスで成功。その成功体験をもとに、人生を好転させるヒントをSNSで発信。YouTube、X、Instagramなどで合計45万人以上のフォロワーを獲得し、初書籍「親子の法則」の発行部数は6万部を記録。自身が開発したコーチングプログラムは約10年でのべ20万人以上が参加。
X(旧Twitter):@sanrin_hikiyose
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