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ガストで“2000円分”注文してみた。付け合わせのブロッコリーで野菜を補い、コーラにガムシロを投入…不健康記者の本領発揮

筆者は家で仕事ができない。マンガ、ゲーム、テレビ、ベッドなど、誘惑が多すぎる。監視の目がなければ、ダラダラとサボってしまうのだ。 そのため、パソコンを持ってファミリーレストランや喫茶店で仕事をする。ただ、起きるのが遅いため、入店時間が昼過ぎや夕方になり、閉店間近の21:00や22:00頃になってようやく筆が乗り始める。そうなると、どこかで仕事の続きをしなければならない。しかし、そんな遅い時間に空いている店は少ない。それに、家に帰るとなぜか寝てしまう。どうしたらよいのか……。 そんなときに便利なのがガストである。近所のガストは23:00や24:00まで営業しているだけでなく、少し足を伸ばせば26:00まで開いている店舗もある。これはありがたい。 普段はドリンクバーで充電しながら長時間粘る最低の客なのだが、今日は腹も減っているから、2000円分、食事をしたいと思う。
千駄木雄大

筆者(172センチ93キロ)近影

「ハーフサイズ」を組み合わせるべし

本来、ガストはいろいろ単品を頼むのではなく、定食やグリルなどの豪華一点主義だ。しかし、ライスかパンなどセットメニューを頼むだけで1500円近くになってしまう。それは面白くない。 また、物価高により、どの外食チェーンも値上げに歯止めがかからない。そのため、ガストでは通常のサイズよりも量も値段も半分となる「ハーフサイズ」の組み合わせ方が重要となる。
ガスト

今晩のラインナップ

そこで、筆者が考えた2000円の使い方は、山盛りポテトフライ+マヨネーズ(470円)、セットドリンクバー(390円)、ハーフサイズのこく旨ミートソース(490円)、若鶏スパイス焼き(440円)、そしてミニねぎとろ丼(450円)だ。さすがに2000円ポッキリとはいかず、数百円オーバーするのは仕方がない。

ポテトフライを主食に。そして「山盛り」で

ガスト

ポテトを主食にして食べ進めていこう

まず、ファミレスにおける「ご飯と味噌汁」は、「ポテトフライとドリンクバー」である。特にガストのポテトフライは太めで食べ応えがある。そのため、ポテトフライを主食として、組み合わせを考えたほうがいい。
ガスト

ガストは何種類かソースを選べるが、マヨネーズをおすすめしたい

大事なのはハーフや普通のサイズではなく、「山盛り」を選ぶことだ。「ひとりだからそんなに食べないよ」と思いがちだが、結局、物足りなくなるため、山盛りにして「飽き」が近づくまで食べるべきである。 また、ソースはいくつか選べるが、酸っぱくない欧米式のコクのあるマヨネーズ一択だ。人とシェアするならケチャップやマヨ&明太バターも選択肢になるが、「山盛りポテトフライ」をひとりで食べるのだ。余計なことは考えず、マヨネーズを二度漬けしよう。
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炭酸ジュースに「ガムシロップを2つ」入れる
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編集者/ライター。1993年、福岡県生まれ。出版社に勤務する傍ら、「ARBAN」や「ギター・マガジン」(リットーミュージック)などで執筆活動中。著書に『奨学金、借りたら人生こうなった』(扶桑社新書)がある
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