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「大分のジョイフル」は大晦日でも満席。「一食2000キロカロリー」摂取し、ルーツを再確認したメタボ記者の里帰り記

「こんなもん、東京では食べられんやろ? 九州に戻りたくなったか?」 帰省中、親戚にそう言われながら刺身と唐揚げを前に居酒屋で問われた。確かに、お国柄というのはあるのか、甘口の刺身醤油や濃い味の唐揚げは、東京ではなかなか味わえない。 とはいえ、長年の夢だった「資さんうどん」が東京に進出してくれたおかげで、望郷の念は多少抑えられるようになった。 あとは、最寄りにファミリーレストラン「ジョイフル」が欲しい。
ジョイフル

九州では圧倒的なシェアを誇るジョイフル

いまだに24時間営業が多い

ジョイフルとは、大分県に本社を構え、九州全域に展開するローカルファミレスチェーンだ。地方チェーンながら、『ワンピース』や『鬼滅の刃』といった大型IPとコラボするほどのブランド力を持っている。 そういえば筆者が子どもの頃、なぜかサッカー・イングランド代表のデイヴィッド・ベッカムとコラボしていて、ベッカムがプリントされたランチョンマットをもらった記憶がある。ランダムでトレーディングカードも配られていたが、果たして本人は、自分のグッズが東洋の田舎町で配られていたことを知っていただろうか? 新型コロナウイルス以降、多くの飲食店が24時間営業をやめる中、ジョイフルは今でも多くの店舗が24時間営業を続けている。深夜に小腹が空いたとき、ふらっと立ち寄れるのはありがたい。まぁ、そんな時間帯は輩(やから)ばかりだが……。

「ファミレス=ジョイフル」だったあのころ

筆者が育った地域には、ジョイフルとガストしかファミレスがなかった。というより、市内にジョイフルが3店舗もあったため、ファミレス=ジョイフルだったのだ。 だから、『ドラえもん』を観ながら濃厚ビーフシチューの包み焼きハンバーグに憧れたり、『帰れま10』(テレビ朝日系)でサイゼリヤのミラノ風ドリアの安さに驚いたりした。 当時はマクドナルドもスタバもなかったため、学生が「たまれる」場所といえば、ジョイフルしかなかった。 筆者が現在の“愛されボディ”になったのも、ジョイフルのおかげだ。小学1年生のとき、サイコロステーキセットを頼んだものの、ライスを半分以上残してしまい、泣いたことがある。祖父が田んぼを持っていたため、「米を残すのは犯罪」くらいの感覚だったのだ。 それ以来、ジョイフルに行くたびに鉄板ステーキやハンバーグをライスセットで頼み、徐々に残さず食べられるようになった頃には、見事に肥満児と化していた。優しい子どもだから太ったのであり、筆者は悪くない。 ということで今回は「出張編」。ローカルチェーンながら、ジョイフルで2000円分食べてみた。 都内にも一応ジョイフルはあるが、青梅や八王子のロードサイド店。ありがたいが、徒歩や自転車で通える距離にほしい。 そう考えると、10年前に赤坂見附にできたときは大喜びだったが、気づいたらテイクアウト専門店になっていた……。
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地元のジョイフルは大晦日でも満席…
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編集者/ライター。1993年、福岡県生まれ。出版社に勤務する傍ら、「ARBAN」や「ギター・マガジン」(リットーミュージック)などで執筆活動中。著書に『奨学金、借りたら人生こうなった』(扶桑社新書)がある
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