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OCHA NORMA、TIFのステージで武道館公演を報告。弾けるパフォーマンスも!

―[TIF2025]―
モーニング娘。’25らが所属するハロー!プロジェクトのアイドルグループ・OCHA NORMAが、お台場で行われた世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2025 supported by にしたんクリニック」(以下、TIF2025)の2日目に登場。弾けるような元気いっぱいのパフォーマンスを披露し、午前のUP-T HOT STAGEをハロプロ色に染めた。 OCHA NORMA午前ながらすでに暑さが厳しく感じられる夏空のなか、会場にアナウンスが流れると、ひときわ濃いメンバーカラーの衣装に身を纏ったOCHA NORMAのメンバーたちがステージに登場。すかさず「な、つ、の……」という筒井澪心のソロ歌唱がはじまり、「ちょっと情緒不安定?…夏」を披露した。「冬の女王」こと広瀬香美が作詞作曲を手がける夏曲で、OCHA NORMAにとってのTIFの開会を告げるぴったりの一曲だ。 ‘23年7月に発売された同曲だが、冒頭の筒井澪心から西﨑美空へとソロ歌唱がバトンタッチされていく姿は、いまのOCHA NORMAの象徴するシーンのように感じられた。サビに差し掛かると、「な、つ、の」「せいかしら」という歌詞に合わせた軽快なメロディが心地よく響き、思わず身体を動かしたくなる。実際、ファンたちも飛び跳ねる人が出はじめる。落ちサビを担当した窪田七海は弾けるような笑顔を見せ、筒井が決め台詞でもある「夏っ!」というフレーズとともに全開の笑顔を見せると、会場からは歓声が沸き起こった。 2曲目には「ちはやぶる」を熱唱。MVではメンバーが赤の衣装を身にまとっていることもあり赤という印象のある一曲だが、イメージカラーがイタリアンレッドである米村姫良々のソロパートは一段とステージで映えていた。また、北原ももはクールな表情を随所で見せ、曲全体の雰囲気を作り出していた。 OCHA NORMA歌い終わるとMCに入り、斉藤円香、広本瑠璃、米村姫良々、窪田七海、中山夏月姫、西﨑美空、北原もも、筒井澪心の順で自己紹介。北原ももが「東京は朝からめっちゃ暑いですけど、私たちOCHA NORMAがこの会場をもっと熱くできるように頑張りますので、みなさんついてきてください」と呼びかけると会場のファンも声援で応えた。 続いて窪田七海が8月27日に5thシングル「女の愛想は武器じゃない/学校では教えてくれないこと」がリリースされることに触れると、その新曲を2曲続けて披露することを宣言し、「女の愛想は武器じゃない」を歌い上げる。これもまた今までのOCHA NORMAのイメージを覆すような「強さ」のある一曲だ。間奏では「う!」「はっ!」というハロプロらしい掛け声も飛び交った。最後は、筒井澪心と西﨑美空がセンターで並び、きれいな「ハモリ」を響かせた。 4曲目には「学校では教えてくれないこと」を披露。「先生〜」という歌詞を歌うメンバーに合わせるように、ファンたちも手をあげて「先生ー」と声を出したり、両手をあげて小刻みに跳ねたりするなど、「お堅い曲」かと思いきや軽快な一曲だ。 勢いは止まらず、続けて事務所の先輩・Berryz工房の代表曲「本気ボンバー!!」を披露。先輩曲とはいえ、OCHA NORMAでは長くカバーしてきた楽曲でもあり、「定番曲」ともいえるほどファンには定着している一曲だろう。とにかく元気いっぱいの曲だが、サビでセンターに来た広本瑠璃の笑顔が、やはり元気いっぱいの表情で印象的に映った。馴染みのある楽曲に、OCHA NORMAのファンではないアイドルファンも終始、身体を揺らして楽しんだ。 OCHA NORMA続いてもう一度MCへ。やや息を切らせながら米村姫良々が8月27日リリースの5thシングルの紹介を改めて行うと、中山夏月姫が10月15日開催の日本武道館公演について告知する。メジャーデビューを果たしてから3周年を7月に迎えたばかりのOCHA NORMA。その3周年を記念したファンクラブイベントで、この日本武道館開催がサプライズ発表された。発表時にはファンの前で泣き崩れるメンバーも多く、まさにメンバーもファンも待ち望んだ待望の日本武道館といえる。約2か月後に訪れる晴れ舞台を前に、いまは気合十分といった表情が中山夏月姫からうかがえた。 SMILE GARDENで後ほど行われるステージの告知をしようとした西﨑美空が、「スマイル」の英単語がうまく言えずに二度と噛んで三度目にようやく言えたという、西﨑美空らしい愛らしい一面も見せつつ、続いてデビュー曲「恋のクラウチングスタート」を披露。まだまだフレッシュさを失わないOCHA NORMAと、熟練されたファンたちのクラップが心地よくお台場に響いた。 OCHA NORMAリーダーの斉藤円香から次の曲が最後の曲であることを告げられると、そのまま「シェケナーレ」に突入。途中のラップパートでは盛り上がりも一段と高くなり、幾度となく訪れた筒井澪心による最後のソロ場面では「澪心ちゃん!」コールが再び沸き起こった。 昨年のTIFでは10人のメンバーで臨んだものの、今年2月に石栗奏美と田代すみれの2人が卒業し、8人体制となった彼女たち。大きな変化を迎えながらも2023年から続けてきた全国47都道府県ツアーを完走しきった。そんななかで一歩重ねるごとに自信を身につけてきたのだろう。OCHA NORMAとしての一体感がより感じられるようになった。また、これまで以上に最年少の筒井澪心を中心としたパフォーマンスへと変化するなかで、フレッシュさを持ちつづけながらも、彼女自身の「芯の強さ」が表現されているような、そんなグループへと変貌を遂げているのではないか。そう思わせるTIF2025の彼女たちのステージとなった。 OCHA NORMA 取材・文/綿谷 翔 撮影/後藤 巧 <セットリスト> 1. ちょっと情緒不安定?…夏 2. ちはやぶる MC 3. 女の愛想は武器じゃない 4. 学校では教えてくれないこと 5. 本気ボンバー!! MC 6. 恋のクラウチングスタート 7. シェケナーレ
―[TIF2025]―
東京大学卒業後、出版社にて多数のベストセラーを担当し独立。書籍編集、著者プロデュース業のほか、アイドルを中心としたエンタメ記事などを担当。認定専門公認心理師としても活動し、とくに離婚、DV、虐待、モラハラなどに関連した家族・夫婦のカウンセリングや犯罪被害者の支援を行う。X:@mellowamber
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