BEYOOOOONDSがTIFで魅せた! 最高を生み出すメンバーのすごさ
―[TIF2025]―
デビュー6周年を目前に控え、ますます存在感を放つBEYOOOOONDSが、今年15周年を迎える世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2025 supported by にしたんクリニック」(以下、TIF2025)の2日目に登場した。この日の最も暑い時間帯にもかかわらず、メインステージとなるUP-T HOT STAGEに詰めかけたファンたちを熱狂の渦に巻き込んだ。
TIF2025開催前には台風が8月2日に直撃するのではないかという一報もあったものの、見事に快晴となったお台場の地。前日とは打って変わって朝から気温は上がり、昼には立っているだけで汗が流れ落ちるほどの猛暑となった。そんななかでも会場に続々とファンたちが足を運ぶと、まだ会場にアナウンスが流れる前にもかかわらず観客からは盛り上げるための歓声が上がり、推しの名前を叫ぶ場面もあった。
そんな雰囲気のなか、ついに次のステージを誘導するアナウンスが流れると、「ふう〜!」という雄叫びとともにファンたちは一気に「臨戦体制」に入る。雄叫びといっても、女性人気も高いBEYOOOOONDSだけに女性の声も、数多くHOT STAGEの地に響いていた。いつもの「びよ〜ん、びよ〜ん」というポップなサウンドが流れると、清野桃々姫を先頭にBEYOOOOONDSがステージに登場した。
そのまま今年1月に発売された最新シングルのなかから「Do-Did-Done」を披露。サビから始まる一曲だが、冒頭のサビから振りコピをする人が会場にはあふれ、ダンサブルなサウンドに乗せて思い思いに身体を動かした。小林萌花や前田こころのソロパートではそれぞれ「ほーのか!」「こーころ!」というコールが鳴り響き、観客の熱量の高さがうかがえる。ステージ上のメンバーたちは頭を振ったり飛び跳ねたり、腕を振り上げたりと、動きが細かいにもかかわらずきれいにシンクロしたダンスを見せる。すると今度はフォーメーションを激しく入れ替えるダンスを見せるなど、猛暑のステージで最初からトップギアでその実力を見せつけた。
ただ、それで終わらないのがBEYOOOOONDSだ。間奏の「ダンスパート」に差し掛かると、平井美葉を中心に西田汐里や岡村美波らが、およそアイドルのステージとは思えないような激しいダンスを見せ、会場は大いに盛り上がった。
続けて「灰toダイヤモンド」のイントロがかかると「きゃー!」という、女性の悲鳴にも似た歓声が響いた。この曲もまたサビから始まる一曲だ。「Do-Did-Done」とともにえんどぅ氏が振付を担当しており、両手の人差し指と中指を合わせて作る「ダイヤモンド」を頭上に掲げながら身体を動かすのが特徴的な振付だが、当然のようにファンたちはこれも振りコピ。「ダイヤモンッ、ダイヤモンッ」とバックで流れるコーラスの歌詞に乗せて、大いに楽しんだ。
「灰toダイヤモンド」の盛り上がりぶりは、まるで一曲目がまだ「ウォーミングアップ」だったかと思わせるほどで、数段ギアの上がったファンの姿から、いかに「灰toダイヤモンド」がファンたちに愛されている楽曲かというのがわかる。そのなかでもダンスに力を入れている平井美葉は「バッキバキ」という表現が似合うほど、キレのいいダンスを披露し、歌唱とダンスの両面において高いレベルで観客を沸かせた。次々にパートや歌割りが変化するなか、ファンたちはその一瞬を見逃さず、「推し」に合わせてコールをしたり飛び跳ねたり。会場がまるでひとつの生命体のように連動しているようだった。
勢いは止まることなく、続いて「求めよ…運命の旅人算」をパフォーマンス。人気曲ながら今年の春ツアーでは封印されていた同曲だけに、ファンにとってもうれしい選曲だ。
「旅」というキーワードと、開放的で青空が広がるお台場の会場とか見事にマッチして、いつも以上に爽やかさを帯びて感じられる。途中、実際に曲中で「距離」と「時速」から「時間」を求める旅人算の歌詞が出てきたり、間奏で寸劇を披露するなど、寸劇を持ち味としたBEYOOOOONDSらしい一曲だ。そして驚くなかれ、なんと、これまた「振りコピ」必須の一曲のため、会場中が振りコピをするのだ。
東京大学卒業後、出版社にて多数のベストセラーを担当し独立。書籍編集、著者プロデュース業のほか、アイドルを中心としたエンタメ記事などを担当。認定専門公認心理師としても活動し、とくに離婚、DV、虐待、モラハラなどに関連した家族・夫婦のカウンセリングや犯罪被害者の支援を行う。X:@mellowamber
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