お金

謎の仮想通貨「350億コイン」を獲得。保有し始めて1年後…「日本円に換算した時の“驚きの金額”」とは

『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。  今回は、3ヶ月前にも紹介した、ハッシー氏が大量に保有している謎の仮想通貨「BONSAI COIN」について。10億コインをゲットしてから丸1年が経ったが、現在はどういった状況なのだろうか。 ハッシー橋本 仮想通貨マンガ 仮想通貨マンガ 仮想通貨マンガ

百九十四話 盆再

 3ヶ月ぶりに盆栽コインの話。もう「定期便」みたいになっているので、もしかすると「またあの変なコインの話か」と思っている人もいるかもしれません。  私だって毎回違うネタを用意できればカッコいいんですけど、なぜか気づくとこの話題に戻ってきてしまうのです。盆栽コインって、そういう不思議な吸引力があるのよね……。  そして、気づけば盆栽コインを持ってから1年も経ってしまいました。時の流れって早いですねぇ。なのに意外と私は損していません。むしろちょっと得しているんです。金額にすれば、だいたい5万円と、ついでに本物の盆栽一鉢分。どうですか、この絶妙なリターン。株の世界でいえば「配当金」みたいなもんですかね? いや、違うね。

盆栽コインで億り人になるには…

 とはいえ、別に5万円儲けたくて盆栽コインを買ったわけじゃありません。そんなの、近所のフリマアプリで不用品を売りさばいた方がよっぽど安全だし、即金で現金化できますからね。  私が欲しいのは「せめて100倍」。それくらいのインパクトがなければ、危なっかしい草コインに挑戦した意味がないでしょう。  なんなら100倍になっても億り人には届きません。億り人になるには500倍くらい必要です。そんな奇跡、盆栽の枝が突然しゃべり出すくらいの確率でしか起きないんじゃないかと、自分でもわかってはいるんですけど……。

老後の趣味的なリターン

 そう考えると「億り人」という言葉自体が、すごく遠くに霞んで見えてきます。  もう現実的なリターンをもらうしかないですね。そう、例のリアル盆栽。あの小さな鉢の中で、ちょこんと生えている松やもみじを毎日ちょきちょきハサミで整えていく。成長しているのかしていないのかよくわからないけれど、「あぁ、なんか私も生きてるなぁ」って思わせてくれる。  そういう老後の趣味的なリターンこそ、盆栽コインが本当にくれたご褒美なのかもしれません。お金より大事なものって、やっぱりあるのよね……と、自分に言い聞かせながら、今日も盆栽の葉っぱを一枚、ちぎってみるのでした。 漫画・文/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 X(旧Twitter)@hashimotosan84
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