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ビットコインが史上最高値を更新(1BTC=約1,800万円)。「貯金を仮想通貨にフルベット」している男の資産はどうなったのか

『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。 仮想通貨 漫画 漫画 漫画

百九十一話 浮上

 ビットコインがですね、ついに1,800万円を超えたんですよ。すごいですね、1,800万円。宝くじかよって思いますよね。しかもそれが仮想通貨。仮想って……もう実体ゼロなのに1,800万。すごい時代だなぁと思います。  で、ビットコインが盛り上がったあと、今度はイーサリアムっていうアルトコインがグングン上がってきました。アルトコインっていうのは、ざっくり言うと「ビットコインじゃないやつ全部」です。  で、俺はですね、そのアルトコインに夢を託して、しっかり投資してるわけなんです。というと聞こえはいいけど、実際はもう、2年くらい底の底の底を這いずってまして。地の底に家建ててたんか?ってぐらい沈んでたんですよね。  でも最近ようやく、ほんのちょっとだけ浮上してきた気配があるんです。でも「ちょっと浮上」って言っても、湖の底に沈んでたスリッパが、波でちょっとだけ舞い上がったくらいのレベルで……。つまり、まだ全然「爆益」とかじゃないんです。  よくSNSとかで「資産10倍!」とか「億り人!」とか見かけますけど、アレはもう別の次元の話で。俺はまだ「−70%が+10%になったぜ!」ってレベルですから。  回復と爆益は全然違う。これは声を大にして言いたいです。

アルトコインには夢がある

 じゃあなんでそんなアルトコインに賭けてるかっていうと、やっぱりロマンですよね。ビットコインって、もう時価総額もでかいし、これから2倍3倍いけば御の字なんですけど、アルトはね……まだ夢があるんですよ。  10倍、100倍も夢じゃない。いや、夢ですけど……笑。  でも4年前の仮想通貨バブルのときは、実際にそういうコインがたくさんあったんです! 俺はそれを指を咥えて見てただけでしたけどね。だからこそ今回は、見てるだけじゃなく「俺も乗る!」って決めました。  4年に一度来るって言われてる仮想通貨バブルが、また今年くるんじゃないかって言われてる。そのビッグウェーブに、俺はサーフボードじゃなくてアルトコインで乗ろうとしてるわけです。  でもね……「4年前のバブル、また来るぞ!」って信じて、過去の栄光を引きずりながら仕込んでる俺の姿を、ふと鏡で見たんですよ。 「俺って仮想通貨老害じゃない?」って。  あのときはすごかった、とか、昔は良かった、とか、そんなこと言い始めたら終わりな気もしますけど、でもやっぱり信じたいわけです。  まだ老後の資産貯まってないので! 漫画・文/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 X(旧Twitter)@hashimotosan84
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