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「捕獲したら殺すしかない」岩手県在住68歳男性が“クマ被害の実態”を語る。「山に放してもまた降りてくる」ワケ

連日のように報道される、東北や北海道を中心としたクマの出没や人身被害。「今年は異常だ」「行楽で山に入るのは控えるべきか」など、不安の声が日本中を駆け巡っています。 しかし、岩手県の山間部で週末農家を営む茂男さん(仮名・68)は、クマを一頭も見ていないといいます。 今回は茂男さんに、クマ被害を免れている要因や、動物との共生についての意見、都心部から東北に来る人への注意喚起を伺いました。
茂男さん

茂男さん

なぜかクマを見かけない

ーー茂男さんは岩手県のどちらにお住まいなのでしょうか。 茂男さん:普段は市街地に住んでいて、週末は県内の別な市町村にある実家に帰って農作業をしています。 実家は40世帯ほど、人は90人いないぐらいの小さな集落です。テレビでは連日クマが話題になりますし、近頃は盛岡の中心部にも出たとのことで警戒しています。 ーー茂男さんのご実家は山に囲まれているとのことですが、クマの被害は出ていないでしょうか? 茂男さん:クマが出てもおかしくねえんだけど、なぜか実家にはあんまり来ないね。週末しか帰っていないけど、近所の人からもそういう話はなかったからね。 ーー例年はどうなんですか? 茂男さん:ぜんぜん被害はないね。クマが出た話は1、2回あるかもしれないけど、襲われた話は聞かないです。 ーー意外と出ないんですね。不思議ですね。

クマが隠れる場所を作らない

畑のすぐそばにも山がある

畑のすぐそばにも山がある

茂男さん:うちのあたりでは、道路脇とか空き地、田んぼや畑の周りの草を隅々まで刈っているんですよ。クマは警戒心があるから、隠れる場所がないために見かけないのかな。 ーー畑の草を刈って見晴らしをよくしておくのは、習慣なんですか? 茂男さん:うん。昔から辺りの人たちで空き地や田んぼなどの草を共同で刈るってことになっているんです。 ーー同じ市町村内でもクマによる被害が出ましたが、あのあたりでは草を刈る習慣がないんでしょうか? 茂男さん:あると思うんだけど、そこまでちゃんとやってねえんじゃねえかな。個人個人でやってくれってことで。私、実家のほうに帰ると年齢が若いほうなんですよ。周りは80代も多いから、自分の家の手入れをするのが大変なんだと思いますよ。 あと、この辺では生ゴミを外に出さないようにもしています。普通は田舎だと生ゴミを畑に撒いたりするけど、クマや鹿が来るからなるべく出さないように。 ーー生ゴミの管理と、隠れる場所である草木をなくすことも、被害を防いでいる要因の一つなのかもしれませんね。 茂男さん:家があれば風よけのために木を植えるじゃないですか。そういうのが茂っていたりすると、クマも近づきやすいのかなと思ってね。 かえって、普段住んでいる市街地のほうが危ねえんじゃねえかと思ってるの。明け方新聞をポストから取りに外へ出るときも、周囲を見渡してから動くようにしていますよ。
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クマ対策のためにやっていること
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韓国のじめっとしたアングラ情報を嗅ぎ回ることに生きがいを感じるライター。新卒入社した会社を4年で辞め、コロナ禍で唯一国境が開かれていた韓国へ留学し、韓国の魅力に気づく。珍スポットやオタク文化、韓国のリアルを探るのが趣味。ギャルやゴスロリなどのサブカルチャーにも関心があり、日本文化の逆輸入現象は見逃せないテーマのひとつ。X:@bleu_perfume

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