盛岡市民のソウルフード「じゃじゃ麺」とは?
―[全国[ローカルおやつ]自慢大会]―
幼い頃に親しんだお菓子が、よその土地では存在すら知られていないことに驚愕したことはないだろうか? 郷愁を誘う味があれば、味で呼び覚まされる記憶もある。あなたのローカルおやつは何ですか?
◆「半解凍させた『ごま摺り団子』の絶妙な食感を
【岩手県生まれのシンガー・ソングライター松本哲也氏に聞く】
岩手県は海もあり、山もあり、食材の宝庫です。東日本大震災に負けることなく、変わらず質にこだわり続ける、この土地の食べ物はすべてオススメですよ。
盛岡市民の“ソウルフード”といえば、間違いなく盛岡市内にある白龍(パイロン)本店の『じゃじゃ麺』ですね。お菓子ではありませんが、学生にしてみたらおやつのようなものですから(笑)。
⇒【写真】「じゃじゃ麺」はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=492652
あと、お土産の定番でありつつ、我が家の食卓の定番が、『弁慶のほろほろ漬』(只勝市兵衛本店)。
細かくした野菜を塩漬けにしてもろみと混ぜ合わせたピリ辛のお漬物で、僕はお土産として贈るときには、「白いご飯にのせて食べてみて!」と一言、添えているのですが、このほろほろ漬けは、おやつとして食べる方もいらっしゃるようです。
お菓子で言えば、なんといっても岩手県一関市にある松栄堂の『ごま摺り団子』ですね。
⇒【写真】「ごま摺り団子」はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=488475
もちもちしたお餅の中に胡麻を摺った黒い蜜が入った小さなお団子なんですが、これはぜひ、半解凍の状態で食べてほしいんですよ。
溶けかけた餡がちゅるんと口の中に広がる餡の甘さと食感は、他にはない味わいですよ。
なんでも、荒木飛呂彦さんのマンガ『ジョジョリオン』に、この『ごま摺り団子』を基にしたお菓子が出てくるらしいです(笑)。
【松本哲也氏】
岩手県生まれのシンガー・ソングライター。震災後は「いわて三陸復興食堂」を主宰し、積極的に被災地支援を行う
― 全国[ローカルおやつ]自慢大会【2】 ―
『ごま摺り団子』 岩手の和スイーツ代表! |
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