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定数28に40人が乱立。元N国系や異色候補が集う「立川市議選」にみる“地方政治のリアル”

内野愛里(うちのあいり)候補

N国との関係を表には出してないが、実質N国の内野愛里(うちのあいり)候補。公式サイトを見ると一見問題なさそうな主張が並んでいるが、どのような人物かはよく調べたほうが良い

 近年、学歴詐称や倫理問題を抱えた首長であったり、ヘイトスピーチやデマを平然と垂れ流す議員や陰謀論や排外主義を主張して当選してしまう候補者が頻繁に見受けられるようになった。  かつて「泡沫候補」と呼ばれたユニークな候補は、もうその「面白さ」を失い、単に民主主義を破壊する存在になりつつある。  そして、人口約18万7000人、中央線で新宿まで約27分の東京都立川市もまた、「民主主義の崩壊」が訪れつつある。ここでは今、6月21日投開票の立川市議選が行われているが、定数28に対して40人が立候補し、日本の衰退を象徴するような候補たちが乱立しているのだ。  その状況を、共著として『限界地方政治』を上梓したばかりの選挙ウォッチャーちだい氏に寄稿してもらった。

お色気政見放送をした元N国候補

 まずは、2024年7月の東京都知事選に「カワイイ私を見てね」という政治団体を立てて立候補したことがある内野愛里だ。  ご記憶にある方も多いかもしれないが、政見放送では「はあ、暑いね。緊張で暑くて困っちゃうわ」と言いながらシャツのボタンを外し、服を脱ぎ捨てると、チューブトップ姿になり、「かわいいだけじゃなくてセクシーでしょ。やだ、そんな目で見ないで」と視聴者に語りかけた。「そんな目で」と言われても、多くの人は「冷ややかな目」で見ていたわけだが、この演出をつけたのは「NHKから国民を守る党」の立花孝志である。  内野は、立花が考えた「ポスター掲示板ジャック」という、24枚のポスター掲示板の枠を1か所5000円で一般人に販売するプロジェクトの駒として、24人擁立されたN国党の候補者の一人だ。  街のあちこちに選挙とは無関係の、犬や猫の写真、アプリの宣伝、部落差別の扇動、殺人犯への共感、女性向け風俗店の宣伝まで並んだ。こうした掲示板枠の確保のために立候補したのが内野愛里である。
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ヘイト議員・へずまりゅう奈良市議との関係も
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選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材しています。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどを「チダイズム」にて公開中

限界地方政治 限界地方政治

荒れる選挙とモラルの欠如、民主主義は地方からぶっ壊れている!


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