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“おひとりさま”でお化け屋敷は別の意味で恐怖だった

ドラマをきっかけに「おひとりさま」という言葉が広まり、ここにきて定着し、カラオケや焼き肉など新サービスが続々登場している。孤独に苛まれるか、意外にもイケるのか、試してみた!

【お化け屋敷】
― 恐怖はゼロだが屈辱と恥辱で全身に冷や汗が ―

花やしき,おひとりさま「一人で楽しむ」のが、おひとりさまの遊びの基本だが、「一人で怖がる」のも面白いんじゃ……ということで、記者F(27歳)が男一人でお化け屋敷へ! 筆者はそこで、普通のお化け屋敷とはまた違う、恐怖体験をすることとなった……。

 挑戦したのは、浅草・花やしき。真っ先にお化け屋敷に向かうと、入り口には長蛇の列が。その大半は家族連れとカップル。もちろん、おひとりさまなど一切いない。

「ここに一人で並ぶのが恥ずかしい……」と思わず現場を立ち去ったが、30分後に戻っても状況は変化なし。おひとりさまの寂しさを嚙み締め、並んで待つことに。

 そして列に並ぶと、自分の前には家族連れ、後ろには若いカップルが。前の家族は楽しそうに会話をしているが、後ろの2人はなぜかヒソヒソ声。内容は聞き取れなかったが、「前のヤツ、一人で並んでるよ」「うわぁ、まぢキモぃ!」とか言われてるんじゃ……と被害妄想が膨らんでいく。ああ、本当に穴があったら入りたい……。

 さらに、やっとの思いで到着した受付でも、受付嬢から「おひとり……ですか?」と屈辱の質問。「……はい」と感情を押し殺して返答し、逃げるように中へ。後ろは振り返らなかったが、あのカップルは「うわ、アイツ本当に一人だよ」と笑っていたはずだ!

 そして歩を進めると、驚きの事実が。お化け屋敷というアトラクション、一人で入ると、まったく怖くないのだ!「キャー!」と悲鳴をあげてお化けが飛び出てこようと、突然ドアが開こうと、こちらは「フフッ」と苦笑いする程度。何コレ、怖くも楽しくもない……。

 結果、みるみる歩調も速まり、先に入っていた家族に追いつく始末。その後はお化けそっちのけで、前との距離感を保つことに腐心し、ただ気疲れをして外へ出た。こんな感じでお化けはまったく怖くなかったが、不思議と全身に冷や汗をかいたのは事実。ひとりお化け屋敷、夏の肝試しには最適かも!?

― ブームの[おひとりさま]をやってみた【5】 ―




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