震災余波でバイト先に泊まりまくり。そこで同僚と……
東日本大震災という前代未聞の大惨事に、政治が現地での対応力を問われている最中、被災地を離れた場所では恋愛で人間力を問われた人々がいた。ある者は放射能への恐怖で恋人と東京を脱出した。ある者は震災当日からナンパメールを送りまくった。そこに隠された、震災下の恋愛の勝ち負けを決める境界線とは!? 震災後の恋愛観を徹底研究
【震災の結果、真実の愛に目覚めた人々】
トホホな別れ話や、不謹慎なモテ話ばかりが「震災恋愛」ではない。あの震災により「本当に大事な人」に気づいた人たちも当然いる
◆震災余波でバイト先に泊まりまくり。そこで同僚と親密に
遠山和樹さん(仮名・21歳)は、大手メディア企業でバイトをする都内の大学生。彼は震災恋愛の“勝ち組”ながら、ちゃんと(?)痛い目も味わっている。
「地震が起きたとき僕は社内にいたんですが、それから激務になって急に泊まり込みになって……」
ようやく家に帰れたのは1週間後。そこで待っていたのは、荷物をまとめた同棲中の彼女だった。
「『一番そばにいてほしいときに一緒にいられない人とは、ムリ』と別れを告げられました」
◆思わぬ失恋からの大逆転劇
しかし、落ち込む間もなく再び忙殺される日々に。ボロボロの彼を救ったのは、同僚の女子だった。
「僕が大変な時期に本当に優しくしてくれて、急激に惹かれていって。地震から2週間後に社内で飲み会をやったんですが、酔いが回っていたせいもあって、二人きりになったすきを狙って……気づいたらホテルにいました。今は、そのコと付き合ってます。彼女には運命的なものを感じてますよ」
震災の被害に遭いながら、驚くべき速さでの“復興”を遂げた彼の新しい絆は、もう簡単に壊れることはないと願いたい。
― 震災恋愛[フラれた/モテた]の境界線【7】 -

「今は、彼女の唇が愛おしくてたまらないんですよね」と恍惚とした表情で話す遠山さん
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