眼精疲労にはマジカルアイが効く!?
社会人にとって健康維持は必須だが、カネや時間のかかる健康法には食指が動かないという人向けに、“装着するだけ”でOKの健康グッズ、短い時間でこなせる運動法などがあふれている。そこで本特集では、巷で“効く”と話題の健康法を記者が実践、その効果のほどを検証してみる。
【視力回復】PC眼鏡と視力回復体操で眼精疲労が治るのか?
ライターという仕事柄、一日15時間はPCとにらめっこ。そんな生活を10年以上続けていたら、35歳を過ぎてから目に疲れが出始めた。夕方になると目が乾燥し始め、夜には眉間がピリピリと痛みだし、充血した目で深夜に眠るというパターン。翌朝、目覚めても目がシバシバしている。
「このままでは仕事にならん!」と思うが、病院に行くのも面倒くさい。そこで注目したのが、今話題のPC眼鏡。なんでも目に悪影響を及ぼすブルーライトをカットしてくれるとか。ブルーライトとはPCやスマホ、液晶テレビなどから出ている青い光で、角膜を傷つける可能性があるらしい。要するに紫外線のPC版みたいなものだ。とはいえ、それだけでは心細い。そこで、古くから“効果がある”と噂の視力矯正本「マジカル・アイ」に目をつけた。「一日3分のトレーニングで視力が回復」って、超怪しいけどアマゾンのレビューでは意外と高評価。うん、この2つを試してみるか。
まずはPC眼鏡。ブルーライトだけを反射する無色レンズにしたから、使い心地は今までの眼鏡となんら変わりなし。若干、白色が黄ばんで見えるが、さして気にならない。逆にモニターの眩しさが少し減った。一方のマジカル・アイは遠くに視点を合わせた状態で近くのものを見る簡単なトレーニング。これを一日2~3分実践。ぼ〜っと本を眺めているといきなり3Dの絵が浮かんできて面白い。人間の目は近くを見るときに目の筋肉を使う。遠くを見る目で近くを見るのは、目の筋肉のストレッチになるとか。肩がこったときに腕を回すのが快感のように、目の筋肉がほぐれるのも気持ちいい。
さて、2週間続けてみるとじわじわと効果が出てきた。例えば、夕方に目が乾いていたのが夜からになり、毎日、眉間が痛かったのが2日に一度に。朝起きたときも目がシバシバしない。若干のプラシーボは認めつつ、実感としては少し眼精疲労が解消された。今回は2つを実践したので、どちらの効果によるものかはわからない。ただ、トレーニング時間が必要なマジカル・アイに比べ、PC眼鏡はレンズを替えるだけで何にもしなくていい。これなら究極のズボラさんも続けられるかもね。
― 巷の[ズボラ健康法]を片っ端から試してみた【4】 ―
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
どケチなのに2台も買ったPCディスプレイ。大きさでも価格でもないオススメポイント
パソコンが遅いときに試したいカネのかからないWindows10の高速化
「ノートPCが熱い」の不快感は解決できる?プロが実践する解決方法
約25万円する最新Macbook Pro、一見高く感じるが実はお得な理由
「パソコンの動作が遅い」買い替えるよりお得な対処法
ユニクロ史上最高のサングラス、1000円台なのに“ほぼブランド品”のクオリティ
30代なのに「くたびれた印象」になりがちな男性の特徴…“ユニクロで解決する方法”を解説
髪の毛で遊べないハゲは、ヒゲやメガネでおしゃれを楽しむべし
眼精疲労にはマジカルアイが効く!?
「世界一周花嫁探し? 調子に乗るなよ。奥さんの気持ちも考えろ」――46歳のバツイチおじさんは故郷で親友に説教された 〈第5話〉
「歯を治し、予防注射と保険も完璧」――46歳のバツイチおじさんは最強のボディを手に入れた 〈第4話〉
「整理しても、妻への未練は捨てきれず」――46歳のバツイチおじさんは助っ人を呼ぶことにした 〈第3話〉
「世界を旅して花嫁を探す」――46歳のバツイチおじさんは英語も喋れないのに本気でそう思い立った 〈第2話〉
46歳のバツイチおじさんが世界一周の旅に出る理由 〈第1話〉