お金が貯まらない人の典型的なライフスタイル
「あの人、羽振りがいいよね。相当稼いでるんだろうなあ」
こう噂されてるのに、実態は火の車、というのはよくある話。そんな人の生活実態をアンケートからあぶりだしてみた。
<アンケート対象>
全国の年収500万円~800万円で、貯金が100万円以下の30代男性100人(%は、YESと答えた割合)
・基本的に自炊はしない(しなかった)、できない(できなかった) 84%
・基本的に発泡酒は飲まない 80%
・外食では味は当然のこと、雰囲気も重視したい 78%
・個性やセンスを生かしたい 74%
・『闇金ウシジマくん』を読んだことがない 66%
・週末の計画は盛りだくさんで思いつくが、結局こなしきれないことが多い 64%
・ 食べシミをよくつける 64%
・物をよくなくす 64%
・ 行きつけの店がある 58%
・ 金融機関などに郵送した書類が印鑑相違で戻ってくることがよくある 50%
・ 手作りラーメン、こだわりの長時間煮込みカレーなどをときどきつくる 48%
・ 好きなアーティストのライブやスポーツのひいきのチームの応援のため地方遠征することがある 40%
「銀行に定期積立を申し込もうとしているが、印鑑相違で戻ってくるので、結果貯金ができない」(34歳)
類例として、「パスワードがわからなくなってしまって、使ってないのに解約できない有料サービスが複数ある」(30歳)なんて声もあった。
「遠征」が出費のタネになるのはありがちな話だが、「埼玉西武ライオンズの試合で、毎年札幌や福岡まで、応援しに行きます。ちなみに東京在住です」(32歳)は行きすぎじゃ?
趣味や生きがいのためなら糸目をつけない姿勢は、むしろ清々しいが、お金が貯まらないのも当然だろう。<取材・文/ともりん 撮影/佃 大平>
火の車の人は、自炊はしないし、発泡酒も飲まない。店は雰囲気重視で選ぶ――全般的にエンゲル係数が高い傾向が見て取れる。
「高級店でも雰囲気がよければ動じずに入る 」(39歳)
「値段と雰囲気のバランスに悩みつつ、雰囲気に流されてしまいがち」(36歳)
「個性やセンスを生かしたい」(74%)と買った洋服に、食べシミをよくつける(64%)
「気に入って洗濯もせず保存して大切にしてしまうがゆえに、シミや穴が開いて着れなくなってしまう」(37歳)
失くし物(64%)や印鑑相違(50%)も頻発するなど、せっかちでおっちょこちょいの傾向もありそうだ。
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